仕事納めの生放送が終わりました!ジョージです。
そんなタイミングなので2012年を振り返ってみようかなと。

とにかく今までの36年間で一番いろいろなことが起こった1年だったと思う。

はじまりは元日、1月1日。
産まれたばかりの次女を連れて家に戻ってきた。
8年ぶりの新生児。
まあ、バタバタがはじまりお正月どころではなかったのは言うまでもない。

同時に1月から今まで通っていたBAL「Cero」を自分で経営することになった。
最初はただそのお店が好きで、そのお店をつぶしたくなかっただけだが
もちろん飲食店を持つことにも興味はあったし、一つの夢だった。
思わぬ形で夢が実現した。
しかも、そのお店を昔からの仲間とやることができているのは
本当に幸せだと思うし、楽しい。

そして3月。これが一番大きかったかもしれない。
TOKYO FM「DOCOMO LOVE Family」の構成についたこと。
子どもがいて、家事をして、PTA活動をしているから、という理由で
起用してもらった。
今まで、仕事をする上ではほぼ足かせでしかなかった子育てと家事が
初めて役に立ったと実感した。
僕の様な仕事の場合「子育てが仕事になる」
何か一筋の光明が見えた気がした。

同時に子育て系の人脈が見る見るうちに広がっていった。
イクメンクラブのメンバーとなり、ファザーリングジャパンの人々や、
「FQ JAPAN」や「こどもMOE」といった育児系の雑誌の方々とも知り合い
そしてそして何よりも大きかったのはパパ料理研究家・滝村雅晴さんとの出会い。
育児ということだけでなく、仕事を辞めてパパ料理研究家という職業を作りだした
生き方やビジネスの考え方でも自分の目指すべき姿のお手本のようなものを
見つけたと思う。
さらに、商品ジャーナリストの北村森さんのように、今までも仕事で
お世話になっていた人と、パパという共通項で新たな関係を築けた人もいた。

そして、6月。
この子育て人脈と、自分の店を融合させようと思ってイベントをはじめた。
それが「イクメンCero」
「Cero」を始める時のコンセプトの一つだった「地元のパパたちが
仕事帰りにちょっと寄れるお店」そんなパパたちの憩いの場を広げ
地元だけじゃないパパたち、イクメンたち、そして育児関係の人たちが
集まる場を月に一回作った。
途中から滝村さんの参加でパパ料理が振る舞われる
月に一度の業種を超えたイクメン交流会に発展している。
暮れに近づくにつれ、取材も入ったりメディアへの露出もすすんだ。
また、自分自身が「イクメン」として取材を受ける機会も出てきた
今まで取材する側だった自分が(笑)。

スポーツイベントも多かったこの1年。
春からサッカーの品川区社会人リーグに参戦。
ユーロを見まくり、オリンピックも見まくり、
フットサルでは初めて音蹴杯という業界フットサルイベントに参加。
最終的に骨折で幕を閉じた感じがまた今年らしい。
ちなみにもう全然歩けるけど、病院に行ったら
「調子に乗って歩き過ぎ」と注意された。

さらには、免亭もあった、イクメンキャンプもあった、
キョーカイ協会のイベントもあった・・・

そして、9年間やってきた番組を降板した。
番組が終わったわけではなく、自ら無理だと言った。
この選択が正しかったと、今は思っている。
新しいスタートを切るためにも
自分の仕事に対する戒めとしても
自ら変化をしようと決断した部分が大きい。

2012年は、きっとこれからの10年くらいに向けた
はじまりの一年だったと思う。
結婚してちょうど10年。
一つの区切りがついたところだと思う。
考え方も環境も仕事も。

36歳の新たなスタート。
10年後。
自分は46歳。嫁は42歳。長女は18歳。次女は11歳。
楽しみだ。
その時もまだ、ビールを飲み、ボールを追いかけ
そして家族に料理を作る自分であることを祈りつつ、
同時に、常に明日死んでも後悔しない楽しい毎日を過ごしていこう。

皆さん、今年も1年間、ありがとうございました。

父ちゃん、僕は生きてます。
今年もきっとどこかで見守ってくれたであろう
父ちゃんに感謝をこめて。

さあ、今日はCeroで忘年会をやります!
昼の2時にオープン!