プノンペンのたこ焼きやさんが無くなってしまい、
寂しい今日この頃ですが。

深夜、小腹が減ったときに
ちょこっと立ち寄れる新しいお店を発見。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-お店


といっても、
ハンバーガー屋さんですが(笑)

こちらは、

サンフラワーオーファンセンターというNGOが、
センターの自立経営を目指して開始した
移動式のハンバーガーショップ。

このNGOは、
親のいないHIVに感染した子供たちの
孤児院を運営しているカンボジアの団体。

元々は日本の支援から始まったようですが、
紆余曲折を経て現在は
西欧系の支援を受けているようです。

※詳細は下記URLからどうぞ。

http://www.sunflowerorphanage.org/

が、最近寄付金が厳しくなっており、
自分たちでお金を稼げる体制を作ろうと
ハンバーガー屋さんを始めたそうです。

↓こちらが責任者のサリーさん。
昼はセンターで働き、
その後、深夜までここで働いています。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-サリーさん


場所は、51st沿い。
ゴールデンソリアモールという
以前たこ焼やさんがあった場所の近く。

Heart of Darkness という
西欧人が多いナイトクラブの前にあります。

どうやら、このナイトクラブに
遊びに来る外国人をターゲットにしているとのこと。

ハンバーガー 2USD。
フライドポテト 1USD。
ホットドック 1.5USD。

といった価格。

ハンバーガーは結構ジューシーで、
やみつきになる感じの味。

食べごたえがあります。
(すみません、ついガッついて写真撮り忘れました・・・)

パンもやや甘めで柔らかく美味しい。

ただ、すぐ崩れちゃうので
少し食べづらいかも知れません。

が、こうやって子供たちのために
深夜まで働いて頑張ろうとする姿は、
とても応援したくなります。

写真は少し固い表情ですが、
このサリーさんはとても流暢な英語で
とても温かく出迎えてくれます。

今度はサリーさんが支援する孤児院にも
訪問したいと思います!


げん


<お店情報>

Sunflower Burger
場所 プノンペンのゴールデンソリアモール東側の51st沿い。
  (ゴールデンソリアモール特設ステージ附近です)
電話 012-898-935 20時頃?~深夜 不定休
4月11~12日


以前もお伝えしたとおり、
カンボジアは4月14~16日がクメール正月。

この前後2~3日くらい含めて、
カンボジア人はお休みを取り、
田舎へと帰省していきます。

今回、いつも僕にカンボジア語を教えてくれる
学生くんが田舎のプレアヴィヒア州へ帰省するというので、
一緒に連れて行ってもらえることに。

4月11~17日の約1週間、
彼と一緒に行くことにしました。

ただ、彼の家はプノンペンから
バスで約7~8時間北に向かって走った先にある、
プレアヴィヒア州都タベン・ミエンチェイから
さらにバイクで、3時間程度森の中へと
分けいった場所にあるとのこと。

↓こちらが、タベン・ミエンチェイ。
何もありません。ちなみに左側が市場です・・・。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-タベン・ミエンチェイ


まぁ、せっかくそちらの方まで行くので、
同州内にある、世界遺産「プレアヴィヒア遺跡」に
連れていってもらいたかったのですが。

どうやらタイとの紛争が収まっていないとの判断で、
(というか、昨日4月22日にもまた両国の衝突が発生)
別のコーケー遺跡群というところに
連れて行ってもらいました。

僕も初めて聞いた場所ではありますが、
調べるとどうやらマニアご推薦の遺跡。

それもそのはず。

つい数年前まで地雷の撤去が行われておらず、
行くには現地のコーディネーターと同行しないと
危ないと言われていた場所。

最近ようやく安全になってきたようですが、
それでもシェムリアップから車で約2時間程度の
場所にあり、なかなか観光客には
敷居が高いかもしれません。

このコーケー遺跡群は広大な敷地の中に、
約90以上もの遺跡が佇んでおります。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-密林に潜む遺跡


遺跡と遺跡の距離が長く、
↓写真のような道を車で移動しながら見学していきます。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-道


↓セダンに6人乗りで見学・・・(苦笑)

てか、車代を僕が払ったのですが、
車代がタダだからと、
学生くんの友達が2人も、
僕の知らぬ間に同行することになってました(苦笑)

金払え!と言いたくなりましたが、
まぁ一応大人なので・・・。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-車で移動


このコーケー遺跡群は、
アンコールワットが造営されるよりも
約190年前にジャンバルマン四世という人によって
928~942年の15年間だけ
都が移された場所らしいです。

滞在期間が短かっただけあって、
遺跡は建設途中でストップした感じの箇所もあります。

↓こちらは、プラサット・リンガ。
リンガとは、男根のことです。
この棒が男根、で、下の台座は女性器を表しているそうです。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-リンガ


ヒンズー教の神様みたいです。

↓こちらは外壁が黒くなっていますが、
これは、どうやら焼畑農業で森林を燃やしたときに
焼けたものらしいです。

遺跡の中には、焼畑農業で森林を焼いたときに
発見されるものもある、とのことで
この遺跡もひょっとするとそうかも知れません。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-焼けた遺跡


↓こちらが一番有名な、プラサット・トム。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-遺跡


この遺跡を奥に進んでいくと、
最も有名なピラミッド型の遺跡があります。

残念ながら、11年4月12日現在、
梯子が壊れているために頂上に登ることはできません。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-ピラミッド


ということで、
地元の人たちに連れられて
遺跡観光へと行ったわけですが。

かなりマイナーな遺跡ということもあり、
観光客はまばら。

ゆったり静かに観光することができました。

が、それにしても
上記の若者たち2人。

学生くんのお父さんに
ご飯をご馳走になっても、

車にタダで乗せてもらっても、

ありがとうの言葉は一言も無し。

それどころか、
サヨナラも言わずに帰って行きました(苦笑)

まぁ、こういった挨拶をしないのは、
プノンペンでも良く見かける光景なので、
カンボジアの風習と言えば、
そうなんでしょうけど。

どうなんですかねぇ。

ちなみに2人とも優秀な大学生です。


げん

本日、カンボジア北部の田舎町
プレアヴィヒア州から戻ってきました。

前回ブログでもお伝えした通り、
電気ガス水道の無い世界で、
カルチャーギャップ満載でしたが、

とても楽しく、
スローな生活を満喫してきました(笑)

こちらの内容はまた後日。

ところで、
今回はちょっと寂しいお知らせ。

以前ブログでご紹介した
プノンペンのたこ焼き屋さん「Japan Ball」。

日本の若者が単身、
プノンペンに乗り込んで
たこ焼き屋さんにチャレンジしていたのですが、

4月15日にて閉店したそうです。

知り合ってから
超微力ながら応援してきたのですが、
とても残念。

彼は店を続けるために、
最後の最後たこ焼き屋の店舗に寝泊りまでして、
自分の生活費を切り詰め、
何とか黒字化には漕ぎつけていたようですが・・・。

継続は難しいと判断したようです。

ただ、

また日本に出稼ぎに出て、
資金を貯めてまた戻ってきたいとのこと。

失敗は成功の母。

今回学んだことをバネに、
諦めずにチャレンジし続けて欲しいと思います。

彼が一度プノンペンを離れるのは寂しいですが、
これからも彼を応援していきます。

まずは日本での再起を祈ります!


げん









いつもブログに訪問していただき
ありがとうございます。

カンボジアは2011年は、
4月14日~16日までお正月になります。

で、この前後は結構街中が
そわそわし始め・・・。

大音量の音楽がそこかしこで流れたり、
ショッピングセンターではイベントが行われたり、
家電量販店では正月前セールが行われたり。

実際の正月は14日~16日ですが、
この前後合わせた1~2週間程度、
お休みムード。

もちろん、プノンペンからの
帰省も既に始まっております。

僕がお世話になっているVDTOも、
校長先生の親族は、校長先生夫婦を残し、
みんな地元へ帰省してしまいました(笑)

で、僕もご多分にもれず、
この流れに乗っかり。

普段、カンボジア語を教えてくれている
学生くんと帰省に合わせて、
彼の田舎、プレアヴィヒア州に
一緒に行ってこようと思います。

プレアヴィヒアといえば、
今タイ国との紛争で少し話題になっている地域。

カンボジアで2番目に世界遺産に登録された、
プレアヴィヒア遺跡がある地域です。

残念ながら、
遺跡地帯は紛争の影響で
訪問することはできないようですが、

他の遺跡や少数民族がいる村には
訪問ができるようで、

せっかくの機会なので
一緒に行ってこようと思います。

なかなか無い機会ですので。

で、彼の家には電気ガス水道が通って無いらしく。

とてもブログを更新できるような状況では無さそうなので、
1~2週間ほどブログ更新をお休みします。

せっかくカンボジアに
少しずつハマりつつあるので、
いろいろ観て来たいと思います。

幸いこちらで大きな食中毒にはなっていませんが、
とにかく食中毒だけが心配。

医薬品大量持ち込みです・・・(苦笑)

現地での状況は
またプノンペンに戻りましたら、
ブログでご報告させていただきます!


げん

とういうことで、
準備万端のハズ?で迎えた当日。

流れとしては、
作業時間の関係で、
前日にこねて玉にしたものを寝かしておき、
当日に伸ばして切ってゆでる。

という流れ。

日本からお越しになったツアーの方々にも
ご協力をいただき・・・。

小麦粉を参加者の約半分の分量、
約130人分こねて、伸ばして、
生地を準備。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-日本人の協力


↓で、伸ばした生地を切った後、
この釜で茹でます。
炊き出し風。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-釜茹で


↓このように並べて子供たちに提供します。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-並べる


が、これも僕の計画ミスといいましょうか。。

実際はというと・・・。
麺がボロボロになってしまい・・・。
なんというか、麺ではなく”すいとん”のような状態。

恐らく前日に生地を冷蔵させてしまったが故、
水分が減ってしまったのが原因かと。

実際、麺自体の味は、
まぁまぁだったんですけど・・・。

麺にならなかった・・・(涙)

ですが、
もう130人前作ってしまったので、
気にせずいざ実食。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-完成


でも、ですね。

実は過去からそうらしいですが、
ここの子供たちは、
食について保守的な子が多いらしいんです。

まずは食べ慣れたものを選んで食べる。

まぁわからなくも無い気がしますが。

この日は、
学校がカンボジアのカレーそうめん(ヌンバーチョップ)を用意。
日本側は冷やしうどんを用意したのですが。

約8~9割の子供たちが、
カンボジアのカレーそうめんをチョイス。

しかも、カレーは
カンボジアの子供たちにとっては
イベントごとの時に食べるご馳走だそうで。

結構分量を食べて、
カレーそうめんだけで、
子供たちはお腹がいっぱい。

ほとんどの子供たちは
うどんに手を付けず・・・(苦笑)

↓残りの1~2割くらいの子供たちが、
うどんを選んで食べてくれました(笑)


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-食べる


てか、そもそもこんな状態なのに
日本食を作る必要があるのか??
なんてちょっと疑問に思いますが・・・。

まぁ、気持ちの問題でしょう、

※繰り返しになりますが、
学校から日本食を作って欲しいと依頼を受けました。。
毎回子供たちがあまり食べないなら、
作らなくてもいいのでは?と思ってしまいますが。

ということで、
学園祭参加人数の半分の分量を見込んでいたうどん。

手作りの甲斐も無く、
作った半分くらいの量が残ってしまいました(涙)

あぁ、大いに反省、
と思っていたのですが・・・。

なんと、
この子供たち。

やはり育ち盛りなのでしょうか?

ひと通りのイベントが終了した夕方ころ。
日本の参加者の方々が帰り、
子供たちだけで遊んでいるころに、

お腹が減った。

といって、
みんなでむしゃむしゃ食べ始めるではありませんか。

↓すごい勢い。


Gen the world ~ちょっとクールにアジアンな日々~-がっつく


冷やしつけうどんで食べる子、

カンボジアのカレーそうめんの
カレーをうどんにかけて、
カレーうどんにして食べる子。

いろいろいます。

が、とにかく食べる食べる。

だったら昼間に食べて欲しかった!
なんて勝手に思いながらも、
食べてくれてほっとしつつ。

結局、全部食べ尽くして、
無くなってしまいました(笑)

この状況は、
うどん作りを手伝ってくれた
日本人の皆さんにお見せしたかった。。

などと思いつつ。

学園祭のうどん作りは終了したのでした。

もう1回大人数に振舞うチャンスがあれば、
もっと美味しくて形がいいものを作れそうだけど(笑)

まぁ大変なので
数人前だけ個人パーティーで
作ることにします(笑)

それにしても・・・、

多分子供たちは、
このボロボロの麺が、
日本のうどんという食べ物だと
思っているに違いありません(苦笑)

良いのか悪いのか・・・。

ということで、
学園祭の活動報告は以上です。

お付き合い、
ありがとうございました。


げん