先日、私のいる事業所に営業電話がありました。
「広告に頼らないウェブ集客についてのご案内です。」
当事業所は一般顧客を取引先としていないので、即お断りしました。
また過日、日本企業が社員旅行で訪れたタイのビーチリゾートで
裸踊りの乱痴気騒ぎをして顰蹙を買うニュースがありましたが、
あの会社は「WEBコンサルティング」などを業としているとのこと。
そういえば、「Fセキュア」なんて会社もありましたね。
こういうことを見聞きして思うことは、
流行、風評なんてものは、ネットの操作でどうにでもなるのだな、
世論操作が商売になるのだな、ということ。
「保育園落ちた、日本死ね」という匿名のブログが大きな反響を呼び、
国会で議論をされ、便乗した政治家が醜態をさらしています。
共産も便乗? 吉良氏「わが家も認可園落ちた」ツイッター書き込み
そもそも、「匿名のブログ」がこれほど大きな反響になったのは、
ツイッターなどの、「フォロー」の影響があるのでしょう。
保育園の定員については、平成22年の時点で216万人。
安倍政権はそれを大幅に改善させ、2016年4月1日時点では
253万人まで増やしています。
それを踏まえ、今後もこの流れを促進するがゆえの
「一億総活躍社会」なのですが、
匿名ブログを取り上げる人たちは、それに反論することもなく、
「一億総活躍社会じゃねーのかよ!」(これがお母さんのセリフですかね?)
に対し、「そうだそうだ」と無批判に、囃し立てています。
上の「便乗政治家」共産党・吉良参議院議員の画像を見ていただくと、
「#保育園落ちたの私だ」となっています。
くだんの匿名ブログは、NPO活動家の駒崎氏などに「発掘」され、
フォロワーを増やしましたが、その過程で(そのそも、仕掛けたのか?)、
「これは安倍批判に使える!」と感じた「反安倍勢力」が、
「#保育園落ちたのは私だ」というハッシュタグを用い、
この問題を「運動化」したのです。
ツイッターのフォロワーが「一人一人」だとは限りません。
「ノイジーマイノリティー」の分身の術。
#ハッシュタグ世論は水増し世論です。
デモなどの人数の「主催者発表」程度に扱われるべきものと思います。