「ニューズウィーク」日本版
「徹底的な審議を尽くし、廃案に追い込む!!」
民主党の岡田代表は昨日国会前で行われていたデモで、こう叫びました。
まあ、はっきり言って呆れてものが言えませんでしたね。
同時に、「ああ終わってるな。」と思いました。
<審議(しんぎ)>とは?
会議において議題を慎重に評議・検討すること。
特に政治の領域では,審議は議会制度を支える重要な原理の一つである。
議会政治は代表者を通じて議案を理性的に討議し,
合理的な議決を行うことを原則としているが,
これらの原則を達成するうえで十分な審議は不可欠の条件である。
【ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説】
**************************
廃案を前提の「レッテル貼り」「難くせ」揚げ足取り」が、
「徹底した審議」であるはずがない。
国家戦略会議フロンティア分科会(座長・大西隆東大教授)が、
2050年に向けた日本の将来像を提言する報告書を提出しました。
憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を認めるよう求めるなど、首相の持論に沿った内容でした。
**************************
民主党には、徹底した「実のある」審議を行う素地も、
修正案を出すことも出来たのです。
しかし、「それでは政局にならない」「政権奪取こそが党の目的だ」
という声に押され、修正案を提出すべしという声は消えてしまった。
つまり、「徹底した審議」を行う芽をつぶしたのは、当の民主党なんです。
法案は成立します。
成立するべき法案です。
サクッと採決して成立させ、再度経済政策に重点を据え直して、
国会運営をリセットする。
安保のから騒ぎはもう終わったんです。
御苦労さまでした。
「SEALDs」の奥田クン、もう終わったんだから、
いまさら国会で無知を晒すことはない。
悪いこと言わないから、キャンセルした方が良いよ。