先日、日経新聞の「文化欄」に、

シングルマザーで法政大学教授の小説家「中沢けい」氏が、

「ネットスラング」なる題材でコラムを書いていました。

まあ、中身は大したことのない、

さりげなく「反安倍」「反安保」「反原発」を滑り込ませた駄文でしたが、

その中で、ネットスラングの代表として

「ネトウヨ」と「ヘサヨ」という言葉を上げていましたが、

ネトウヨはともかく「ヘサヨ」?


あんまり聞いたことがありませんね。


要するに「屁理屈をこねるサヨク」ってことらしいですけど、、、

左翼って「サヨク」がもうすでにスラングで、

他によく見るものとしては「ブサヨ」の方が一般ではないですか?


だって「サヨク」って最近、屁理屈さえこねないじゃないですか?

理論的な左翼ってホント、死語。


それを象徴するように、産経紙上にほぼ同時に、

このような記事が掲載されています。


2015.8.27 11:00

【川内再稼働に見る“反原発”新聞の偏向】

 「見出し」ににじむ「悔しさ」と「歪み」


2015.8.27 09:36

【阿比留瑠比の極言御免】  

もはや健全な批判というより憎悪や悪意に  

 …「安倍嫌い」の感情論と焦燥


いずれも、方や他紙の記事を見比べた分析だし、

方や「新潮45」の特集を阿比留さんが論評したものなので、

単に「産経新聞の論調」だからでは片づけられないでしょう。


「一面の見出しにも「主張」入れ込む」

 「リスク抱え原発回帰」(朝日)

 「再稼働見切り発車」(毎日)

 「『反対多数』世論の中」(東京)


川内原発の再稼働から翌日付の朝刊1面トップの大見出しには、“反原発”新聞の悔しさがあふれていた。解説や論説は別にせよ、事実を素直に伝えるべき記事の見出しに自社の主張を入れ込むのは、あまり好ましいとはいえない。


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一方、阿比留さんも


 郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな安倍晋三首相が悪いのよ~とばかりに、一部のメディアや学者、文化人、野党議員らの安倍首相たたきが過熱している。もはや健全な批判というより、憎悪や悪意をぶつけているとしか思えないほどである。


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これではやはり、「ヘサヨ」などとは言えませんよね。

「恨」「嫉妬」「憎悪」

ようするに、「断末魔」ってヤツなんじゃあないでしょうか?


阿比留さんが論評した「新潮45」の中で、古谷経衡氏が言った


「戦後左派勢力は、もはや自分たちが

 大衆から離反しているという事実を

 薄々(うすうす)感じているから」


と言っています。