長崎の「原爆の日」を伝えるNHKニュースで、
レポーターが、「衝撃のデーターが明らかになりました!」とか言って、
商店街の中をカメラに向かって歩いてくる演出。
中身は例の「原爆の日を知らない若者が増えている」というもの。
拙ブログでも取り上げました。
一体、NHKは何割くらいの人が正解だったら満足なんですかね?
これって要するに、
「毎年毎年、何年もしつこく「反戦」「反核」報道やってるのに、
お前ら何見てるんだ!」
っていう、あせりみたいなものなんでしょうか?
当然、この中学生の「心ない」振る舞いに非難が集まりましたが、
その後、この「語り部」の森口氏の方にも、
一方的に中学生非難では済まされない要素があったことが、
報道にはなりませんが、いろいろ明らかになりました。
森口貢氏がやっていることは、平和教育の名を借りた反日教育である。修学旅行で平和教育をすること自体、弊害が生じていることに、そろそろ気づくべきだ。
森口貢氏は週刊金曜日(2006年07月21日)に「小泉首相最大の罪は、靖国に市民権を与えたこと」という記事を寄稿している。首相の靖国参拝に反対する立場。しかも森口氏は仲間と反戦活動をしに英国にまで出かけていき、内4名が「平和を乱した罪」で逮捕されている。筋金入りの反日プロ市民。
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森口氏はこの事件の後、コメントを出し
「こんな経験は初めてで悲しい。
戦後69年が経ち、戦争の悲惨さがわからない社会の雰囲気の中で、
子どもたちが育っているのではないか」
と語っているが。
森口氏自身の普段の発言や活動が、子供たちの、
「戦争で本当は何があったのか?」
「戦争はなぜやってはいけないのか?」
等に真摯に答える形になっておらず、
自分の主義主張を押し付ける事に終始している。
そういった「胡散臭さ」を素行不良の中学生に付け込まれた。
そんな事件だと思うんです。
戦後の日本国民は「世界史」「日本史」として「戦後」を学ばずに、
「GHQの贖罪意識植え付け」(=WGIP) 工作によって、
反省のみを押し付けられ、
一方で「反日プロパガンダ」で、戦争当事者である「国」「軍」と
国民の分断政策の結果、「悲惨さ」のみがクローズアップされた。
戦争は「悲惨」なものであり、
悲惨さに目を向けない事は「美化」につながる。
ということなのでしょう。
しかしちゃんと学ぶことは「美化」でもなんでもないですよ。
あの時代を学ぶことは、必要なことだと思います。
ちゃんと学べないなら、
「原爆の日」の日付だけ覚えてもしょうがないでしょう?
若い人たちが「原爆の日」の日付を覚えていないのは、
戦争の悲惨さのみを強調して、イデオロギーを擦り込みたいという、
よこしまな考えが、見透かされているから。
そして、知識としてちゃんと系統立てて教えられないため、
それの両方です。
森口氏のコメントの言う、
戦争の悲惨さがわからない社会の雰囲気
というのとは違います。
あなた達が「悲惨さ」を違うことの宣伝に使うことに、
うんざりしているんですよ。