「安全保障関連法案に反対する学者の会」に賛同する大学教授ら約150人が20日、東京都内で記者会見し、安保法案に対し
「世論調査で反対多数の状況での強行採決は、国民の意思を踏みにじる立憲主義と民主主義の破壊」とする抗議声明を発表した。
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益川さんが、「国際政治」や「安全保障」でノーベル賞を受賞した、
というのならわかりますが、
この人が反対をしたからと言って、何の「権威」があるのでしょう?
いわゆる「知識人」がまとまって行動を起こすということで、
「戦後知識人と平和問題談話会」が思い起こされます。
今回のこの行動を報道する朝日新聞だって、
この「学者」達の「肩書き」や「実績(安全保障以外の)」に権威に、
乗っかっているわけです。
権威に媚びる「リベラル」って何?
非常に笑える話です。
それはそれとして、
「安全保障関連法案に反対する学者の会」が声を上げ、
それを「あちら側」のメディア、「朝日」「毎日」「東京」等々が、
礼賛をして取り上げる。
まさに「平和問題談話会」のころの日本の言論界と一緒です。
朝日新聞出身で、週刊朝日の編集長を務めた稲垣武氏は、
著書「『悪魔祓い』の戦後史―進歩的文化人の言論と責任」 のなかで、
彼ら「進歩的文化人」が日本の戦後を
いかに誤った方向に導こうとしたか。
その過ちを、どれほど反省しないかを書いていますが、
まさにこの「平和問題談話会」 の平成版と言えるものがこの
「安全保障関連法案に反対する学者の会」であると思います。
戦後、対日平和条約締結前夜に、「単独講和」と「全面講和」という、
言葉のごまかしで、日本の独立を阻止しようとした「曲学阿世」の徒。
彼らが平成に甦り、
「世論調査で反対多数の状況」
>>マスコミが国民を煽ることに加えて、
アンケート設問の意図的な誘導。
「強行採決」
>>憲法の規程に従った適法な採決。
審議時間は十分確保された。無能な野党からは対案なし。
「国民の意思を踏みにじる立憲主義と民主主義の破壊」
>>立憲主義と民主主義を体現している手続きに従って
採決したものをこう断定すること自体
「立憲主義と民主主義の破壊」に他ならない。
彼らを「曲学阿世の徒」と言わずしてなんと言えばいいのでしょう。