「まさにこれが「元凶」、安保法制の議論を妨げるもの」
正確に言えば、
「議論が尽くされていない」という世論を誘導するもの。
<安保法制:5人中3人「違憲」…中央公聴会、有識者が意見 >
衆院平和安全法制特別委員会は13日午前、有識者の意見を聞く中央公聴会を開いた。憲法や外交・安全保障の専門家ら5人が出席。野党推薦の3人が法案に否定的な見解を表明し、与党推薦の2人が賛意を示した。
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見解の中身を検証すれば、与党側推薦の2人が、
国際情勢など安全保障上の現実論を展開したのに対し、
野党側推薦の3人が、憲法堅持の立場で従来の持論を述べた。
国会論戦の「すれ違い」そのまま。
憲法学者は、議論の場に入ろうとしていないのです。
「対案もなく」「教条的立場に固執」して議論が深まらなかった。
という、結語がふさわしい。
それなのに、上の「毎日新聞」の記事はどうだろう。
「5人のうち3人」?
それが何なのか!
まさに、世論誘導の極み。
世論調査を見れば、
「議論が尽くされていない」という意見が多数を占める。
国民の多くを占める、「自分から知ろうとしない層」に向けて、
このような報道を繰り返えし、
「議論が尽くされていない」という選択肢に、
○を付けるように仕向ける。
このような新聞は報道機関ではありません。