「自転車のヘルメットみたい」「ヘンなの」
新国立競技場のデザインが発表された時、
最初に感じた印象がこれ。
正直、少しも「いいな」とは思わなかった。
でもまだ、東日本大震災の最中と言っていい頃だったし、
民主党政権のやることなすことに怒り心頭だったので、
他に忙しかったというのが正直なところ。
こんなところまで、批判の対象にする暇がなかった。
今思えばそんなところであったと思います。
でもやっぱり、「民主党」のやることは、
やはりすべてが「ダメ」だったんだな、と思います。
このデザインは12年11月、建築家の安藤忠雄氏を委員長とする審査委員会が採用。だが、予算の1300億円で実現できるかどうか、建築の専門家らの間で疑問視する声が上がった。
下村文科相は「ザハ・ハディド氏も金額についてどの程度認識していたのか。(選考で)値段とデザインを別々に考えていたならばずさんだ」と述べた。総工費が正式に示された7日の有識者会議を欠席した安藤氏については、「選んだ理由を堂々と発言してほしい」と指摘した。
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この設計コンペ自体を、
予算・運営をつかさどる組織が掌握していなかったということが、
最大の問題なのではないでしょうか?
「僕の(わたしの)造りたい、カッコイイ建物」
それだけでコンペやって、
どうやって、いくらで作るのか?
安全か?
開催コンセプトにマッチするか?
そもそも必要か?
それこそ、みんな大好きな「有識者」の意見は反映されたんでしょうか?
「後だしじゃんけんみたいな事を言うな」と言われるかもしれませんが、
もともと、新国立競技場は「2016年誘致」の案では、
晴海の新しい開発地域に造ることになっていました。
しかし、「2016年誘致」に失敗して、
いまの「国立」に変更、建て替え案に修正した。
「2016年誘致失敗」と「ザハ案採用」はセットで、
「民主政権」がやったことです。
だいたい、震災の直後に、
「東京オリンピックの思い出の国立競技場を壊す」
こんな、発想。
普通の日本人なら思いつきますか?
やはり、民主党政権っておかしいでしょ?