自民党九州ブロック選出の衆議院議員「穴見陽一氏」が、

ここのところメディアを騒がせている、異物混入についてツイッターで意見を述べました。


いつも参考にさせていただいているブログ

<産経新聞を応援する会>様 から、転載させていただきます。


『穴見代議士のツイッター』

マクドナルドなどの異物混入が、マスコミを賑わせています。異物混入は忌まわしい事ではありますが、これを絶無にすることは不可能です。食品でない工業製品の不良品を絶無にすることも不可能です。限りなくゼロに近づける努力は出来ますが、ゼロにすることは不可能です。 ですから不良品を良品に交換し、ご迷惑の対価をお支払いするしか方法がありません。ただ、この対価というものが難しくて、この対価目当てに異物混入などの事故を偽装する消費者も後を絶ちません。また、物理的な実害は測ることが出来ても、精神的な実害は測ることが出来ません。そのために、被害請求なのかゆすりたかりなのかよくわからない事例もあります。ですから、このような事故はケースバイケースで、とても難しい対応となります。 しかし、企業側が悪質な消費者を想定し過ぎて、善良で実害を受けた消費者まで防衛的に対応することも散見され、今回のケースはそのようなことだったのではないかと思います。企業側も今回の件を謙虚に受け止め、事故対応をより手厚くすべきですが、マスコミの一方的に鬼の首を獲ったような報道も慎むべきです。 異物混入自体はけっして珍しくない事故で、通常は店頭などで解決している問題ですし、報道を見ても各社ともさほど問題のない対応をされているように感じます。正直、「マスコミに訴えるぞ」という脅迫じみた要求を企業側が受けることも最近では多くなってきていますが、事情・実態はケースごとに様々です。事情を精査せずに今回のような一方的な訴えの片棒を担ぐような報道をしていたら、不要に世の中を混乱させ、企業とそこで働く人々の心を傷つけることになり、事情によっては訴訟の対象にもなりかねないかもしれません。マスコミには、より慎重な報道を心掛けていただきたいと思います。


**************************


すると、この最後の、

「マスコミには慎重な報道を」と言ったのが気に食わなかったのか、新聞社2社より、

「衆議院議員という権力者の発言としていかがか?」

という質問も含む取材を受けたそうだ。


日本のマスコミは、政治家から何か言われるのを嫌うけど、

それは報道の自由なんかとは関係ありません。

「反権力」が自分らの立ち位置、存在理由だと思っているのと、

他人の意見を聞くのが嫌なだけの傲慢さから来ているのです。


日本のメディアは、自らが権力であることを自覚せずに、

「正義」を大上段に構え、企業を叩いている。

その「正義」も自分たちの思い込みにしかすぎず、

「イデオロギー」に偏っていることを無自覚に。


おそらく、日本のマスコミには自分たちが、

「『国民の安全の守護神』である」という思い込みがあるのでしょう。

国は国民を守らない、我々こそが国民(この場合市民か?)を守る。


反権力を自らの立ち位置だと思うのは勝手ですが、

自分たちの存在価値を高めるために、

国民を「安全・安心」漬けにするのは止めていただきたい。


物事に、「絶対安全」などというものはないのです。