土日は、パソコンの中を掃除したり、世界情勢のニュースなどを見ていますが

 

本日は、

 

「貞観政要」じょうがんせいよう を読みました。

 

貞観政要を変換しようとしたら、一発で変換できなかったことから、あまり知られていない書物のようです。

 

貞観政要は四書五経の中に入っていないので、見落としやすい。

 

基本的な内容は、唐の時代の政治発言の記録書となります。西暦でいうと600年ごろの話で

 

四書五経を応用した見本となるべき政治記録となっています。

 

 

有名な愛読者は、北条政子が最初で、のちに、徳川家康。

 

特に、徳川家康が、この貞観政要を深く重んじていたことは、知られている。

 

そうです。将軍一族必須の学問書と指定されていました。

 

支那(現在の中国)は、だいたい、一代で王朝が滅ぼされ、また、新たな王朝が発生し・・・の繰り返し

 

いつも、日本が貿易をすると王朝が違っていたので、

 

めんどくさいので支那(シナ)とよんでいたんですね。

 

日本が支那と貿易をしていたのも、なぜ支那が、次々と王朝が滅ぼされ一族は全員処刑されていたか

 

反面教師にしていたともいえるでしょう。

 

結局、貞観政要の主人公である唐の太宗も、一代で終わってしまうのですが・・・

 

世界各国あるなかでも、ずばぬけて続いている、王朝、皇室は、日本で天皇の歴史は2600年以上ですお願い

 

だから、北朝鮮の金一族も、なぜ、日本の天皇が2600以上も続いているのか研究しているのです。

 

北朝鮮も一族の世襲にしたいんですよね。

 

中国の歴史は約70年です。基本的には世襲ではなく、共産党員の中から選出されています。

 

さてさて、それは、「株式会社」も一緒で、ほとんどが一代で終わってしまう会社がほとんどです。

 

初代はよかったけど、二代目が・・・ハイハイ 問題ありで倒産してしまうケースです。

 

そういった意味では、徳川300年の将軍時代は、ずいぶんと長く続きました。

 

徳川家の教本とまでいえる貞観政要のおかげです。

 

貞観政要の読み方は、主に、後継者選びや、後継者の教育に力を入れています。

 

徳川家康の二代目は、徳川秀忠。三代目は徳川秀光・・・十五代 徳川慶喜。と、

 

家康が貞観政要を用いて、しっかり跡継ぎがうまくいった例は最初で最後でしょう。

 

例えば、明治以降から、続いている企業なんかに共通して言えることは

 

後継者の教育、専任ですね。

 

世襲制となっている企業もあれば、社員の中から代表を選ぶといった感じです。

 

赤字会社の特徴は、社長が世襲二代目で、能力が欠けている。または、部下の発言をゆるさないワンマン社長。

 

そういった会社を見たときに 

 

貞観政要 読んでよ~

 

と、大きな声で叫びたくります。

 

会社にしても、政治にしても、なんにしても・・・

 

一番大切なのは、後継者、人材登用の重要さなんですよ~

 

年功序列(年齢や勤務歴で地位を与える)なんて、最もやってはいけないことです。

 

議員でも知事でも、ほとんどが4年ですよね。

 

これも貞観政要がお手本になっています。

 

その根拠まで貞観政要に書かれていますね。

 

政治や会社運営に興味がある方にもぴったりな書物です。

 

また、

 

なぜ、徳川300年が続いたか?

 

その答えは貞観政要にあります。

 

四書五経は教科書で、貞観政要は、その実践編といった感じでしょうか。

 

四書五経だけ読んでいては、いざというときに使えないんです。

 

四書五経を自分のものにしたい。そんな方にも貞観政要は必須となります。

 

論語などの四書五経をしっかり読んでから貞観政要を読むのが基本。

 

いきなり貞観政要を読むのは、おすすめできません。内容を理解することは不可能です。

 

と、いうことで、今の時代にあった書物として重要だと感じた貞観政要でした照れ

 

ではでは~ニコニコ