それでも明るい牡蠣の人|前篇 | ジャージ社長は【ダンギズム】で不可能を可能にする!Powered by Ameba

それでも明るい牡蠣の人|前篇

※この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。

-----


はいてるか、はいてないか、それはたった2円の差でしかない。

1/23。大阪から広島に向かう夜行バスの道中、とりあえず潜伏先を2日間は確保できた。たまたまだがいまやオイスターバー店主というよりもサーファーとなってしまったヒロさんのお店の近く。

年末のハングオーバーの影響もあり大阪でなんだかんだワヤクチャと金がかかってしまい、残金 口座に768円、パスモに1368円、サイフに106円、計2000円ちょい。

朝の5時半に広島に着いたわけだが、これぢゃ今日の視察もままならん。潜伏先のデイユースも利用できないからとりあえず散歩でもすることにした。

まずはヒロさんところへ。。むむむ。。と思ったら昨日だった。今日はやってるかな。。
 


広島の街中はネカフェがやたらと充実している。潜伏先には事欠かないな、などと思いつつ、とある場所を目指す。
 


広島に来たときはできれば宮島には参拝に行きたいと思ってる。が、これには残金的に乗れない。。あと2時間ここにいたら凍え死にしそーだし。でもこれで行くのたのしそーだな。

で、そのとある場所に着いた。
 


あの移転問題に揺れたかき船。一度みておきたかった。平和記念公園(原爆ドーム)のすぐ横。すごくいい感じ。前より好立地?老舗もクラウドファンディングを活用する時代。すごいね。

さてさて、対岸のベンチに凍えつつ座りながら、あらためて考察してみる。残金サイフ106円、PASMO1300円ちょい、口座500円ちょい=計2000円もない牡蠣の人(40才、家なき子)が、どうやってこの限られた軍資金で、このあと広島の生産者や他の瀬戸内海の生産者を視察したり、そのあとさらには京都に行ったりするのか。

結局、考えてもアレなのでとりあえず宮島に参拝にいくことにした。

いまいる潜伏先から広電で宮島口まで240円。フェリー往復360円。480+360=840円!PASMOに1300ちょっとあるので足りる!と歓喜したのも束の間、乗り込んだあとに、広電はPASMOが使えないことを知る(相互利用なし)広電のはPASPY…PASPY…PASPYこのやろう!

初乗りの160円も足りないので車掌さんに事情を説明し、1駅で降りた。

とかなんとかやっていたら、身を粉にして応援してきた生産者が「牡蠣の人、殺す!」って云ってますよ、とメッセージがきたり。二言目には「殺す、コロス」ホントやんなっちゃうわ。怖いやないの。それも又聞き。毎回、又聞き。なぜなら誰も直接こない。周りを攻撃するなんてヤ〇ザや。下品下衆や。

という感じでなんかツキがないから、とりあえず潜伏先でPC作業することにした。デイユースはできなくてもラウンジがチェックイン前でも自由に使えることが判明したのだ。捨てる神あれば拾う神ありだね。

ピカソは15万点もの作品を遺したという。そもそもクリエイターを標榜している以上、やることは無限にあることになる。

とはいえ生産者視察は断念するとしても、せめて宮島参拝くらいはしたいなぁ。。

潜伏先があるだけよしとするかね。作業できる立派なラウンジもあるし、文無し家なき子の環境としては必要十分どころか立派な方や。

木曜日に島根の博士のところまで行く手段は確保でけた。島根に波乗りにいくヒロさんに便乗できることになったからだ。しかし島根にはいけても、すぐそこにある宮島がこんなにも遠いなんてね(誰か840円ください)

おかげで描きたい記事もかけたし、とりあえずPASMOの1300円でメシを喰うことにする。空腹はよくない。広島は都市だし、PASMOでメシくえるチェーン店くらいあるだろう。特にすかいらーく系はたいていの決済方法でメシが食える。ありがたいよ。一度チャージしちまったらそこからは引き出せないからね。

とかなんとかやっていたら、着々と返事が。夜行バスの道中に、連絡いただいてた広島関連の人にとりあえず連絡してみてたんだ。まずは県の水産関連の方からの会いたいとの返事。

まぁ、なんとなくこんなことになるかなーとは思って、前の日に例の大阪の隠れ家で大量に酒とメシを喰らって出発はしていた。セカウマ払いで。がこんだけ歩きゃ腹も減るわな。

どうせならPASMO残高ギリギリまで喰らってやろう!と食べていたら、実は消費税いれたらマイナス5円だった。。マズい。。いやそれはメシ屋に失礼だな。。ヤバい。。ところが此処から物語が動く!なに食わぬ顔で会計…PASMOで…その前にこちらのクジをどうぞ…5%オフ券ゲットん!
 


足りました。すごくね?1333という金額も悪くない
 


なんとなくツキが戻ってきたかな。。

こうして、、かくして、、かくのごとく、、牡蠣の人は牡蠣業界をイノベーションしつつオイスター業界を創造し続けていくのでした、まる(せっかく朝早く来たのにまだ視察も打ち合わせどころか散歩してメシくっただけ)

後篇につづく

2017-01-28

 

 
via 牡蠣の人
Your own website,
Ameba Ownd