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皇帝の創り方|価値をあげる方法

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価値をあげる・・・

今回の内容は、文字通り「価格」と「値段」をあげることというよりは、世の皆様の中での「格付け」をあげるお話であります。

「価格や値段」が先か、「格付け」が先か。

これはニワトリが先かタマゴが先かになってしまうので、ここでは、格付けがされれば結果として、価格と値段も上がるということで一旦定義させてください。


相撲って国技ですよね。

でも『国技』って明確な指標や定めはなく「みんながそう言っているだけ」って知っていましたか?
(出典:サンデーモーニング)

横綱という制度も、実は100年程度(それでもすごいですが)。

当時の相撲ファンには、有識人が多く、みんなが大好きで、みんなが元気になる相撲をもっと盛り上げたい、さらにいいものにしたい!と色々な「仕掛け(作戦)」を実行していった結果、「国技」という新たな呼称を作り出し、現在に至るわけです。

かのローマの皇帝も、実は「皇帝」という明確な地位が存在するわけではなく、「国家のあらゆる重要な決定を行える役職の長を兼任しているヒト」をみんながそう称するように仕向けただけで、結局「みんながそう言っているだけ」だったのだそうです。
(出典:ローマ人の物語

当時ローマはたくさんのリーダーが国民を無視した権力争いを行い、リーダー同士がお互い足を引っ張り合って、それだけならいいのですが、ついにはそんな内乱から国の存亡がかかっている状態。

一旦、すべての決定を行えるリーダーを1本化し、「机上の空論状態」から「実現できる状態」へ移行する以外、国家が生き残る道はないと考えたカエサルの意志を引き継ぎ、

初代(呼称)皇帝アウグストゥスやそのブレーンたちが「仕掛け(作戦)」を実行していった結果、『皇帝』が誕生したのでした。

そして、国技=日本の象徴、皇帝=ローマの象徴として、さらに肉付けというか、格付けする仕掛けを施し、ゆるがないものに仕上げていく・・・

さて、本題、価値のあげ方ですよね。

それにはまず、なんで、国技になったり、皇帝になれたりしたのだろう・・・ということを紐解くことが第1段階かと考えました。

ので、いろいろと分析(妄想?)してみたわけであります。

まず、ヒトは押しつけられるのを嫌う。

いきなり今から、「相撲は国技ですから」とか「私は皇帝です」って言っても、まぁ、受け入れられないというか、反対勢力も生まれる・・・皇帝創造作戦の立案者であるカエサルは、このために志半ばで暗殺されてしまったわけですし。

そこで、有識人(賢い人たち・・・賢人)たちは考えたわけです。

まずは「その道の第1人者だよね」っていう意識をみんなが持つように仕向けようと。

相撲で言えば、まぁこんな感じ・・・

「結局さ、日本が世界に誇れるスポーツってなんだろうねって考えたわけ、でさ、やっぱり相撲かなって思うわけよ」

と、みんなが賢人だと思っているヒトたちが言うわけですよ、そりゃ、みんなそうかなって思うようになるわけです。

ちなみに、ローマの皇帝も、まさに正式名称は「プリンチプス=第1人者」なのです。

「あのカエサルも認めるアウグストゥスに任せておけば安心じゃない?」と賢人たちに言わせて、あらゆる権力をひとつひとつ、集めていって、気がついたら、すべての権力を掌握していたのでした。

次に重要なのが「特別な存在である」とみんなに思ってもらうこと。

みんなの共通認識のなかで「特別な存在」ってなんでしょうか?

そう!神様ですね。

そこで、宗教の儀式を取り入れていくわけです・・・やたらと厳かにするわけですね。

神にまつわる儀式に限りなく近い儀式(セレモニー)を数々行っていく・・・

相撲であれば、わざわざ毎回、土俵は壊して、作り直すとか、終了時には、舞いを舞うとか。

横綱襲名の儀もそうですね。

いろいろと仕掛けていくわけです・・・「カミナリ作戦」とでも呼びましょうか・・・えっ?カミナリですよ・・・え~、神成り・・・神に成る・・・

皇帝もそうですね。

戴冠式などなど、それぞれもっともらしい儀式を創って実施していく。

これとこれとこれことこれとこれとこれとこれとこれと・・・をしないと相撲として認めない、皇帝として認めないというのを、ミルフィーユのように何層にも重ねていくわけです。

これにより「特別な存在」となっていくわけです。

そして、だんだんと「横綱」や「皇帝」になることがすごいことになっていき、そして「相撲」や「皇帝」に関わることが誇りに思えてくるようになり、やがてその国の誇りとなっていく。

そして、世界にその名を轟かすに至るわけであります。

さて、なんとなく伝わりましたでしょうか?

まとめますね。

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【皇帝の創り方|価値をあげる方法】

第1人者になれ!

1、有識人(賢人、影響力もあると最高)と組むこと、もしくは有識人をファンに持つこと。

2、「日本を代表する競技といえば相撲だよね」とか「国のことはアウグストゥスに任せておけばいいよね」とか「○○といえば☆☆だよね!」言ってもらえるようになること。

それには今の時代、インターネットを活用するのがいいと思います。

有識人にそういった噂を流してもらえるのが一番効果的ですが、その有識人との繋がりが少ない・・・もしくはない場合がほとんど。

有識人はそれこそ「第1人者」もしくはこれからそうなるであろう人物に集まってくると思います。

なので、ニワトリが先か、タマゴがさきか、まずはインターネットでなにかしらの「第1人者です!」を明示しておけば、おのずと有識人との繋がりも増えるかと思います。

3、「日本を代表する競技といえば=国技」とか「国のことをい任せるヒト=皇帝」のように、よりわかりやすくその立場を表す呼称となる新たな言葉を創る。

ちなみに「国技」という呼称も、当時の作家さんが創った言葉です。

4、神事(儀式)の要素を取り入れ、特別な存在であることを印象付けること。このあたりはそれこそ、有識人の方たちがいろいろとアドバイスしてくださったり、実際に実行してくださったりするでしょう。

5、官職を創っていく。相撲で言えば、横綱⇒大関・・・などですね。

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全体にたいして、大前提として言っていくことは、手間暇をかける、手間暇を惜しまない。

そして、手間暇を惜しまないようにしてもらうこと。

クオリティコントロールも含め、これがもっとも重要かも。

進行していく中で、だんだんとやっていることに誇りを持てるようになってくると、モチベーション(やる理由)もたくさん見つかるようになり、おのずと手間暇をかけることが当たり前、手間暇をかけることが苦にならない、楽しくなっていく状態になっていくかと思います。

まぁ、一応番号はつけましたが、便宜上のことでして、この3つはステップではなくて、どれも同時に進行すべきことです。

第1人者とは。

あくまで「みんながそう言っているだけ」の称号です。

ですが、同じ事をやっているヒトは多々おれど、みんなの認識のなかで「唯ひとり」である存在。

私はとても重要なことだと思います。

まだ、第1人者のいない分野においてか。

誰かからその称号を引き継ぐか。

新たな分野を創るか。

皇帝とか国技のように。

国を代表する競技=国技=相撲。

権力の象徴=皇帝=アウグストゥス。

とにかく、「○○といえば☆☆」

たったひとり(皇帝) or たったひとつ(国技)。

名づけてコウテイ作戦

えっ?・・・「皇帝であることを世の中に肯定してもらう作戦」・・・





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