｜櫻｜解説編

なぜ『櫻 』は咲かなかったのか！？

様々な理由が考えられます。

でも、私なりにそれを証明してみました。

▽▽▽

ヒトは脳が発電し、そして伝達される電気信号で動いている。

脳の正式名称は「中枢神経」

全身に張り巡らされているのは「末梢神経」

つまりは脳から全身に電気が流れている。

電気は電導する。

『櫻 』は数十年の永きにわたり、来る日も来る日も、日々、祖父や祖母から発せられる自らに向けられた大きな電気、つまりは「愛」と呼ばれるエネルギーを感じていたのではないか。

その電気エネルギーが祖父の、そして祖母の死とともに、ある日突然、忽然と消え失せる・・・

それを天変地異の前触れ、いや天変地異と『櫻』が感じたとしても、けして不思議ではない。

オオカミは１ｋｍ圏内に入った異物を感じるという。

植物もいい波動の音楽を聴かせると、よく育つという。

その逆に攻撃を続けると毒をもつようになるという。

例をあげればキリがない。

いずれにしても『櫻』は天変地異だと感じたのだろう。

そしてそんな天変地異のなか子孫であるタネを産み出しても、ちゃんと育たないであろうと判断したのではないだろうか。

開花は、植物にとっての出産＝産卵。

産卵にはエネルギーがいる。

そのエネルギー分、自分の生命維持も困難となる。

結果として、己の生命を維持するために、さらに未来に子孫を残していくために、異変が去るまで咲くのをやめたのではないか。

オモイ＝エネルギーは電導している。

コウモリは数万匹の集団の中から、己の子のみ見つけて授乳するという。

母は子の危機を察し、双子は痛みを分かつという。

植物は世界中に根を這っている。

水も電導体だ。

特に海水は電導しやすい塩水。

もしオモイが電導しているとしたら・・・

日本中に・・・
世界中に・・・

脳は５％も使われていないという。

それが１００％稼動したとしたら、その電気量は？電導力は？

そう、あらゆる抵抗を超え宇宙まで届くかもしれない。

「すべては繋がっている」

→｜櫻｜本編

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