チェーン式 | カフリンクスの日々~実践!カフスのつけ方・使い方

カフリンクスの日々~実践!カフスのつけ方・使い方

カフリンクス(カフスボタン)の付け方・つかい方。スーツだけじゃない実践コーディネイトを写真画像で解説。タテオシアン、トンプソン、ダルビー、モンアート、ルイ・ファグラン、エリザベス・パーカー、KJDなどインポート・ブランド好き。シャツのアイロン、たたみ方も。

$カフリンクスの日々~実践!カフスのつけ方・使い方-Chainlink_cufflinksチェーン式カフリンクス
チェーン式のカフリンクス。英語では、チェーンリンク・カフリンクス(Chain-link cufflinks)と呼ばれる。

円形のプレート2枚を鎖でつないだカフリンクスは、最も古典的な形式(写真上)。
現在でも英国の製品に多く見られ、様々なデザインのものが創られている。例えば、プロペラ状のパーツ2個を使用し、それらをつなぐ鎖が指輪くらいのリングを通っているといった、かなり複雑なバリエーションも見られる(写真下、〈ダルビー〉のプロペラ・カフリンクス)。

チェーン式のカフリンクスには、「バック(back)」と呼ばれる留め金としての機能だけを担う端が存在しない。鎖でつながれた2つのパーツがまったく同一であったり、リバーシブルであったりと、カフス(袖口)の両面に「フェイス(face)」が現れる。

カフリンクスの様々な形式のなかでは、もっとも装着が難しい。やや大袈裟な表現だが、「召使いでもいなければ、着けられない」とさえ言われる。袖口がゆったりしているシャツなら、先にカフリンクスを装着してから、袖に手を通すのがよい。

GenRock店長でした。


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