☆あの人はどんな人か、見抜くには | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

研修をしていると時々実感する、私のひそかな特技。


それは、初めて会った人がどんな人かを見抜くこと。

日々、研修でたくさんの方とお会いしますが、

数時間から一日ご一緒していると、
受講生の方の特性がかなりわかってくるんです。

例えば、販売職の方だったら、研修しながら見ていると
どの人の売り上げが高いか、とわかります。


この人は販売力はすごいし、お客さまからも人気が高い。
そして、人の感情にも敏感で感性が鋭い。
でも、放置すると危ないタイプ・・・なんてね。


あ、ちなみに、売り場で研修しているわけではなく、
あくまで教室の場合です。


研修が終わった後で、御担当の方から感想を求められることが多いのですが、

ほとんどの場合、見立てがかなり当たっていて

こんなに短い時間でどうしてわかるんですか???
と、よく驚かれます。


どこを見るとそれがわかるか、と改めて考えてみました。

私が見ているのは
ほとんどの場合、まずは”顔”

そして、”態度”ですね。


例えば、
・始まった時にどんな表情をしているか、

・グループで話をしているときに、どんな顔でどんな関わりをするか

・どんな時に表情に変化がみられるか

・しっかりと視線を合わせて話しかけた時、どんな目で受け止めるか

・笑顔を向けた時、どう反応するか

・手をあげてもらうときの上げ方

・座り方・・・などなど

改めてあげてみると、ほんの一例でも結構あるなぁ、、、と
思います。


これらはいちいち意識しているわけではなく、
見ていると、自然に目に留まることが多いですね。

そんなところからキャッチしたことをもとに
個別にフォローしていくのですが

それをするとしないとでは、場のムードや
受講生の方のやる気がかなり変わる気がします。



ちなみに、普段は発言内容もよく聞いていますが
先日、外国人の方々のこういった様子を観察する機会がありました。

そうしたら、言葉がほとんどわからなかったのですが
”見立て”は、ほぼ当たっていたんです。


これには、自分でも結構驚きました。


普段私たちは、”言葉”に頼る部分がたくさんありますが

それ以外の情報を観察するって、やっぱり大事だな、と
改めて実感した瞬間でした。


まずは、身近な方の”顔”改めて見てみませんか?
発見があるかもしれませんよ。