東京は今年は秋の訪れが早いですね。
バンコクも雨季のせいか、いつになく涼しく
ほとんどクーラーなしで過ごせます。
バンコクでは移動は基本的にタクシーが多く、
日本でも仕事柄あちらこちらに行くので、各地域のタクシーを頻繁に利用します。
いつも思うのですが、タクシーって究極のサービス業ですよね。
なにしろ、あんなに狭い空間にある程度の時間ご一緒するわけですから
ちょっとしたお互いの感情とか、雰囲気がもろに伝わるのです。
運転手さんにはいろいろな方がいらっしゃるので、
当然感じが良い人も悪い人もいます。
日本はまぁまぁスタンダードレベルは高いので
さすがに乗車拒否とか、混んでいるからその道は行きたくないとか、
そういったことはほとんど言われないですね。
(あ、バンコクではごく普通にこういうこと言われます(^▽^;))
でも、どちらの国でも相手の態度が変わる一つの要因は
こちらの態度だと思うのです。
例えば、バンコクのタクシーはごく一部の方を除いては
感じの悪い人が多いのですが、
乗った時に、こちらから挨拶するだけでちょっとムードが和らぐんです。
自宅マンションから乗るときは、守衛さんがタクシーを止めて
行先を告げて行ってくれるかどうかを確かめるのですが、
自分が乗った時にも、挨拶しつつ行先をもう一度確認するようにしていると
ちょっと感じがいいんですよね。
反対に黙って乗り込んだままだと、感じが悪かったり
ちょっと遠回りされたかな?と思うこともあったりして。
もちろん、いつでもそれで感じが良くなるわけではありませんが
少なくとも、それ以上に悪くなることはないので
それで快適になるなら、、、といつも心がけています。
私の友人で、どこに行ってもお店やホテルから大切にされる人がいるのですが
その人がこういっていました。
”まず自分自身がいいお客さんでいよう、といつも思っている。
相手は仕事とはいえ、やはり人と人がすることだから
気持ちの良いサービスは、お互いの関係があってこそつくられると思う”
私もその通りだと思います。
自分が提供する側でもされる側でも、
相手を大切なパートナーだと思って接するって、大切なことですよね。
研修も、提供する側として全力を尽くして臨みますが
やはりいい感じに終わるときは、受講生の方と私と、さらには主催者と
みんながいいものにしようと意識した時が多いと思います。
この一瞬の時を、場を、自分と相手という人を、快適に整えるために
自分にできることは何だろう。
こんな風に考えるだけで、
何よりもまずは自分の心が整う気がします。
全ては自分から・・・ですね^^