☆自分の中の”普通”を振り返る | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日は朝から病院へ。


こういったところで更衣室を使うと、そこでいろいろなお国柄が出るな~と思います。

小さめの更衣室だったのですが、
その中には着替える個室が一つ、広いトイレが一つ。そして小さいロッカーが二つ、という配置。

着替えの個室の中には、使い終わった検査着を収納する大きなポリバケツがあるんです。

ところが、個室に入るとそこには前の人が脱ぎ捨てたと思しき服がそこかしこにかかっている・・・

ん??と思いつつ、続いてトイレに入ると、
ここでもお着換えした人がいたのか、これまた脱ぎ捨てた検査着が・・・。


どうして、公共の場に脱ぎ散らかす??と不思議でたまらないのですが

これが割といつものことなので、多分個人の問題というよりは
お国柄なのでしょうか。

ちなみに、この病院は外国人が多く、

アメリカやヨーロッパ系、アラブ系、中華系、そしてセレブなタイ人に、日本人などなど

ほとんどの人種をカバーしていると思うくらいです。

例えば、欧米系の人は、病院に限らず飛行機でもマナーを意識している人が多い気がするのですが
アラブ系の方はあまり気にしない様子。


その中でも、日本人というのはきっと、細かいことをきちんとする人が多いんだろうな~と思います。

ここでもまた、油断をすると”普通、こうするよね”といった
自分なりの意味づけをしたがる自分に気づきます。

なにが普通かなんてわからない。

こういった外国にいると、普段無意識に行っている自分のものの見方や意味づけを振り返る機会が多くなります。

実は、私のコミュニケーション観はここに来てからかなり刺激されたと思います。

伝える際には、その相手のもつ背景や常識からくる影響がかなり大きい、ということを実感したり、
そもそも、簡単には伝わらないという前提に立つだけでも、ずいぶん変わりますね。


そんないろいろな感覚の人がいる環境で、ミスが許されない病院という場でお仕事をするって
すごいことだなぁ、、、と思います。

そのせいか、事務の方はともかくとして
検査技師や看護師さんのアイコンタクトや、表情を読む力はかなり高いような気がします。


やはり基本は”相手をよく見て、相手に合わせる”なんですね。

参考になりました~^^