平成28年9月17日更新
脳科学の知見から、就学前の幼少期の教育が、子どもの成長に大きく関わっていることが知られていますが、学力だけでなく、年収、持ち家率などにおいて、幼少期に教育を受けた人と受けなかった人に大きな差があるという調査報告があります。
今回は、その調査報告についての記事です。
◆ジェームズ・ヘックマン教授の40年間にわたる調査報告
ヘックマン教授は、ノーベル経済学賞を受賞した教授です。
彼によると、「幼児教育は遅くても6歳までに受けさせるべきであり、幼児期に質の高い教育を受けさせることにより、その後の学力・年収に大きな影響を与える」とのことです。
この研究によって、わかったことは、
①就学前の教育によって、その後の人生が大きく変わる
②就学前に行う教育の中で重要なことは、IQ(知能指数)だけでなく、協調性、計画性、忍耐性も伸ばしていくことが大切である
ということです。
◆最近の子どもたちは社会性が弱い
幼児教育の重要性が様々な形でピックアップされるようになり、学力を上げる教育がなされるようになりました。
しかし、一時期IQが上がっても、その後、IQは下がる傾向があります。その理由として、幼児教育を受けることにより、受けていない子どもとの学力の差が一時的に開いても、就学後に、学習をする環境にいる子どもが増え、学力の差が埋まってくることがあると考えられます。
早い時期の幼児教育のメリットは、人間力を伸ばす土壌を作ることであると思われます。
ヘックマン教授の指摘の通り、幼児期に目標を立てて、信頼できる他者と一緒に頑張り、達成した喜びを分かち合い、我慢強さ、協調性を伸ばしていくことは、将来自分自身で人生設計を行って生きていく力の基盤となります。
現在の子どもたちは、「個」での活動が多く、以前よりも友達の絆が薄くなっているようです。喧嘩をしてもそれを乗り超えて絆を深める力が弱くなっていると思われます。
ニュースでは、いじめだけでなく、殺人にまで至る凶悪な少年事件が取り上げられています。
人間力を伸ばす教育、そのことを早く行っていくことが大切だと思われます。
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