平成28年9月10日更新
今年、流行しているポケモンGO。
日本での配信が始まる前から話題になっていましたが、配信後は、様々な場所でスマホを動かしている人を多く見かけるようになりました。
その中で、最近「ポケハラ」という言葉を耳にしました。
ポケハラって何でしょうか？
（１）ポケハラって？
ポケハラとは、まだ、ポケモンGOをしていない人に対して、プレイを強要することを言います。
子どもだけでなく、大人も会社などで、嫌がらせを受けることがあるようです。例えば、ガラケーなんかもって時代遅れだとか、ダウンロードを強要されたということがあるようです。
くだらない話のように聞こえますが、同調性の高い社会である日本では、精神的にダメージを受けることが多く、自分を守る術の弱い子どもにとっては、周囲の圧力は辛いことが想像されます。
（２）知っておきたいポケモンＧＯのこと
①13歳未満は、保護者の同意があれば利用できます
ポケモンＧＯはグーグルアカウントが必要ですが、13歳未満の利用は禁止されています。しかし、ポケモントレーナークラブを利用すれば、保護者の同意があれば利用することができます。
②夢中になりすぎるための事故が起きています
ニュースでも多く報道されていますが、夢中になりすぎることにより、立ち入り禁止区域への侵入、運転中の操作による事故、ホームへの転落、ひったくりに合うという事故が起きています。
子どもは大人以上に夢中になると周囲が見えにくくなります。使用方法には注意が必要です。
③アイテム購入による課金制度
ポケモンＧＯは無料で出来ますが、ポケモンにあいやすくなるためのアイテムがあり、購入するものもあります。
分からないうちに、多額を使ってしまわないよう、注意が必要です。
→有料アイテムにより、4日間で14億円の売り上げがあったというアメリカの調査報告があります。
④外出したがらなかった子どもが外に出るきっかけとなった
ポケモンＧＯは外に出かけないと、ポケモンと出会う機会がなくなります。そのため、これまで、外に出たがらなかった子どもが、外に出る機会になったと喜ばれる方もいらっしゃいます。
（３）まとめると
ポケモンＧＯは、これまでゲーム機だけの世界から現実の世界とのつながりを持ったことで、魅力的なゲームとなっています。
ゲームを楽しめるかどうかは、メリット、デメリットを認識したうえで、使用することが重要と思われます。
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