マインドオブディアース・バタンガス | geneumiのブログ

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【少数民族の楽園】

マインドオブディアース・バタンガス

当ブログ管理者はフィリピンでニワトリを飼っている。
半ば野生な飼い方を模索中である。

人間に飼われた家畜はそう遠くへは行かない。
母鶏の後をくっ付いて歩くヒヨコは、母親のいる周辺がテリトリー。

仕切りを緩くして、どの辺が境界線かを観察する。

フィリピンの地鶏は虫を食べる。
草も食べる。
人間が与えるのはコーンのみ、朝と夕方の2回。
少しばかりのエサだが、貰える場所が彼らの住処。

なるほど、これが植民地・・・

鶏は、一羽一羽が遊牧民。
半野生は強烈な生存競争の現場である。
弱い個体は生き残れない。

縄張り意識ではなく、序列に従って徐々に辺境に追われた個体は、蛇や大トカゲ、野生化した猫や犬の獲物である。
農場の中心には人間がいて、その一帯にいれば安心だが、辺境にも人間がいて、隙あらばかっさらわんと手ぐすねを引いている。

無能な母親はヒナを育てられない。
ネズミに喰われ、夜はフクロウに狩られる。
2回子育てに失敗したら次はない。
次に誰かお客さんがくれば、プルータン(おつまみ)はフライドチキン。

遊牧民が遊牧を止めたらから難民化したのか、それとも難民化に伴って遊牧不可能になったのか?
この問いの答えは簡単。

アシュケナージ偽油ダ屋に蹂躙された。
イラク、リビア、エジプト、シリア。
イランは自立独立を保ってきたが、ついこの間まで西側の制裁に苦しめられた。

本来豊かな草原が文明によって砂漠化。
黒海周辺から地中海沿岸(北アフリカ大陸)、そしてアラビア半島からスキタイ(現在のトルコ共和国)。
ミトラ神以降、新旧聖書、イスラム聖典、ユダヤ教勃興の地。

現在、難民化した人々の逃げ込む先がEU。
過刻に過ぎるイバラの道。

EU諸国(の一般市民)は理解し始めている。
アシュケナージの従僕を止めない限り、何一つ問題は解決しない。

この数世紀、世界中の難民問題の元凶はアシュケナージ油ダ屋(イエズス会とフィリーメイソン)である。

我々の鶏がベドウィンなのは、とびきり強いブラッドラインが何系統かあるからである。
ときどき、フラッ〜と現れる訪問者はそれを知っているので、定期的に成長したヒナを見に来る。
時には相場の二倍くらいで若鶏を買って帰る。

野生は強い個体を抽出する。
ヒナのときに死病にかかったり、ネズミかトカゲに襲われて死線を彷徨った個体が瀕死の淵からよみがえってくる。
このような個体を特別扱いはしないが、食肉にせず、出来るだけ繁殖に回す。

よちよち歩きのヒナも、半年もすると個体毎の系統がはっきりしてくる。
羽毛が生え揃うと父方、母方の系統のどのラインを強く引くかが分かる。
現地スタッフの頭の中は3代前くらいまでの系統図が仕舞われている。
もし、彼がコックファイトのブリーダーなら6、8代以上の系統図がインプットされている。

完全ブロイラーは鶏の難民化である。
難民キャンプは植民地(養鶏場)の中にあって移動は禁止。
高く売るには目方が大事。
だから早く太らせる。
肉以外の臓器に栄養が回らないように調合された飼料には、密飼いによるバクテリアなどの発病を押さえ込む抗生物質が入っている。
それでも足りない場合は何とか鳥ブランドをこしらえる。

これが、鶏の植民地事情だが、豚も牛も推して知るべし。
と、いうか、人間も・・・。w

我々の農場もまぎれもない植民地には違いない、しかし、難民キャンプにするつもりはない。
境界線を越えて失踪するモノ、羽毛や身体の一部だけがちぎれて転がっている場合もある。
手は出さない、と、いうか出せない。
我々は痕跡を見て、難民の末路を知るのみである。

人間も同じ。
宇宙から俯瞰して見守る存在がいる。

アシュケナージの謀略に嵌ってもがき苦しむ人々を見守っている。
同じく、植民地支配層の謀略も観察している。
彼らの悪事はバレなければオトガメなし。
バレそうになると暗殺。
その繰り返しだが、一部始終は記録されている。

およそ、2.5ヘクタールの中の1ヘクタールは逃げ出そうと思えばいつでも逃げ出せる鶏の放し飼いスペース。

半野生の鶏が日本でも普通に味わえるようになったら、日本の定住化難民政策の終焉

たった半世紀前まで、日本人は普通に家鶏を食べていた。
家々の庭には鶏の親子が遊んでいた。

健康な食物を自ら捌いて頂く事が感謝を生む。
当ブログ管理者は、我がベドウィン家鶏を見ながら、日本の植民地暮らしに思いを馳せるが、そこに一抹どころではない深い悲しみを覚える。

子どもには鶏の世話をさせよ。
ヒナを立派に育てたら褒めてあげよう。
だが、大きくなったら捌いて食べる。
悲しそうな目をしても、有り難く命を頂く。

大事なことは、飼われて、エサを貰って、大きくなって食肉になった鶏と、我が身を重ねて人間社会の有り様を俯瞰することである。

人間は、長い長い旅を続ける遊牧民である。
定住しても遊牧民、意識の移動は誰にも妨げられない。
子どもの頃に鶏を飼った経験は、その時は夢中でも後で必ず役に立つ。

たまさかこの半世紀。
中東諸国とカタチは違うが、日本人は実に不自由で暴力的な植民地難民扱いを受けている。

だが、間抜けなことにいい歳をした大人ほど、それに気づかない。

難民化を恐れず、植民地統治を蹴飛ばして生きるにはリスクがあるかも知れないが、見えない鎖に繋がれて死ぬよりはマシ。
まず、大人が率先すべきだが、それでは間に合わない。

子ども(小中高)に、出来るだけ新鮮な体験をして欲しいので、マインドオブディアース・バタンガスを整備し直している。

興味のある方は是非お問い合わせください。


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Mind of the Earth Japan
【NGO : マインドオブデァース・ジャパン】
http://sanrix.jp/mephilippines/index.html


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