人間の言葉を話す動物 | geneumiのブログ

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【少数民族の楽園】

人間の言葉を話す動物


ヘェ~、賢いのね・・・?

???

逆じゃネェ~の?

そんな動物が本当にいたら、本能に欠陥があると見るべきである。


動物は言語なんてマドロッコしい手続きがいらない世界で生きている。

動物の言葉は非言語。

あるものは数キロ先でキャッチする。

あるものは突然、目の前に現われた捕食者の殺気を読み数分後の己の運命を理解する。


確かに人間に比べたら語彙は少ない。

基本、食うか食われるか。

逃げるべきか、留まるべきか。

危険か危険でないか。

これさえ分れば、余計な意志の交換など無用・・・。


周波数変化の再現能力は、鳥類が群を抜く。

だが、それは人間の言葉を理解するためではない。


だからといって人間の意志を読めないわけではない。

言葉の前にある意志は言語より遥かに明瞭。


人間を捕食対象とする動物は、食い物としての人間にさほど興味は無いが、邪悪な意図を感じれば攻撃の準備をする。

その逆に仲間であると理解すれば、それなりの対応をする用意がある。

彼らに言葉はいらないのである。


意識生命体が放射する波動をダイレクトに感知する能力。

いちいち意味に置き換えていたら、捕食者の餌食。


動物の隠れ場所を奪う人間の所業の結果、絶滅危惧種に指定された種の数だけ、人類の気づきの可能性は低下する。


人間とて、最初は無数の非言語に依る意思疎通が当たり前だったのである。


人類は、いちいち言語に置き換えてマドロッコしい手続きをするようになって見る見る退化した。

著しい能力退化を補うには、テリトリーの境界線に安全柵が必要な生き物に零落れた。

皮肉な事に、それが多の生物を追いつめている。


人類の中には退化した言語を操り、わざわざ意味を難解にして法外な利益を貪る輩がいる。

東大話法を初めとするセクト言語。

官僚言語、法律家の文言も然り。

境目の無い意識の波に狭義の解釈を閉じ込める変な生き物。


あげくの果て、政治言語に至っては、言語明瞭意味不明瞭を立て板に水に垂れ流す才能なしには出世しない。

とうのご本人は小学漢字も怪しいのに、特殊な舞台装置の下では偽総理を演じられる不思議。

しかも、やっていることは、野生生物も真っ青な人殺しなのだから目も当てられない。


動物は無益な殺生はしない。

生きる事に理屈もへったくれも無い変わりに、鉄砲もミサイルも使わないのである。

裸の猿は、随分と危険な道具を弄ぶ。


人類は文言の羅列で、外部世界とのコミュニケーションを試みる。

相手の見えないコミュニケーション。

誰しも言語を駆使すれば不可能ではないと信じている。

だが、リアルな外宇宙に対峙する理解とは余りにも質が違うことに気づかない。


動物は人間の意志をダイレクトに読み取る。

人類に同じ感受性があれば、人間と動物の意志の疎通は充分に可能である。


昆虫に至っては、人間の与り知らぬ周波数帯を駆使する。

彼らは遥かに上手である。


そうであるなら、微生物のコミュニケーション能力がどれほど高度かは、想像を絶するとしか言いようがない。


あらゆる生物は統合宇宙の一部である。

もし、統合宇宙の意志と同じレベルの意識で生きられるなら、わざわざ言語によるコミュニケーションなど必要ない。

いちいち文言レベルに落すから、要らぬ誤解や錯覚に苦しむのである。


そんな制約が一切ない微生物は、統合宇宙レベルの意識生命体である。

微生物から見れば、言語なんて退化の産物以外の何ものでもない。

だから、微生物をバイ菌と呼ぶ、お門違いも甚だしい勘違い人間は軽蔑されても文句は言えない。


退化した人類の切なる願いは、面倒な言語や文字を介しつつ、少しづつ統合宇宙に近づくことである。

憧れは全周波数帯でダイレクト交信する意識生命体。

早い話が微生物に近づきたい。


人間は死んだ後に、テレパシーが使えるようになるらしい。

通話料も無ければ、プロバイダ料金もないフリーウエイ。


もとより動物は無制限のテレパシー使い放題である。

退化し続ける裸の猿から見れば、何ともうらやましい限りである。


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