横山です。
6月11日(金)~13日(日)の3日間、大阪国際会議場で、全日本鍼灸学会が開催されました。
私は、12日(土)と13日(日)の2日間、参加してきました。
今回は、当治療院の橋本総院長が、スライドを使った「一般口演」という形式の発表を行いました。
また、総院長の友人の伊賀裕一先生の治療院が、ポスター発表をされたので、それも見に行きました。
まず、12日(土)に伊賀鍼灸院・接骨院の発表がありました。
「鍼灸接骨院の通院患者における「鍼灸治療」の意識調査 -鍼灸治療の普及にむけて -」
小野卓弥先生が発表されました。
日々の業務と並行しながら、患者さんへの聞き取りを通じてデータを集め、
まとめて発表されるのは、大変なことだったと思います。
とても興味深い発表でした。
そして13日(日)の橋本総院長の発表。
「始原東洋医学の構築に向けて(12) - 子宮筋腫を主訴とする鍼灸施術の一症例 -」
スライドを使った発表。
質疑応答を行う藤村修央先生と橋本総院長。
今回は、始原東洋医学に関する発表が5題行われました。
橋本総院長の発表を含む2題が、症例発表、
後の3題がデータ分析を伴う基礎研究でした。
基礎研究は、発表としては地味ですが、この学説を支えるに欠かせない、重要なものです。
今回の発表を聞きながら、それを実感しました。
そして今回一番びっくりしたのは、学会運営のスマートさでした。
実は、スライドを作ったパワーポイントデータをCDに入れて持っていったのですが、
前日にマジックで題名を書いたものの、発表者の名前を書くのを忘れたなぁ、と思って、12日(土)の行きがけに、コンビニでマジックを買ったんです。
受付をする前に追加で書こう、と思って。
ところがスライド受付にいくと、演者の名前を選択したら、
渡したCDのデータが、ささっと学会のデータベースにコピーされて、
「はい、ありがとうございました。」
って返されたんです。
…名前を書く必要はなかったんだ…。
そしてもうひとつ、暗闇の中でブレブレの写真を撮って思いました。
携帯はシャッター音が大きすぎる…デジカメ買おう。