源さん新たな決意
未利用資源「どんぐり」の活用を進めよう !!
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どんぐり特にマテバシイの食品化に取り組んでから数年が経過する。始めは放置されて殆どがゴミ扱いにされている事が余りにも勿体ないと云う事から始めた事だが、関わるに従って食資源としての優秀性が次第に判りやはりこの食としての開発が間違ってなかったと今更のように思っていると同時に改めて縄文人の叡智に感じ入っている。
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さて往時(縄文時代)は大きな争いも無くどんぐりを主食的に使い狩猟による収穫、魚介類そして山野にふんだんにある野草類など、相当な美食をとり想像以上に高度な文明社会を現出していたに違いないと思っている。
今、私たちには天からのメッセージとも云える鮮烈なメッセージが次々と届いて来ています。それにどう対応して行くかが問われていると思います。
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徒らに追金主義に走らず天然理・自然理に合った生活を真剣に追求する事が極めて大事であると云う観点でどんぐりの食品化を位置付けています。

どんぐりの食としての優秀性について
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これがマテバシイ(今年採集したもの)です。この種類は人里に近い所に植生が多く、山里、里山に行って動物達の食に影響することなく事とタンニン質が0.5%と4少ないので渋抜きの必要がないので使うのに便利。
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殻と実に分けるとそのまま煮炊きにも使える状態になる
先々量産に向けてこれを加熱消毒した上でパウダー化する。実はこの工程完成に可成の時間が掛かった。
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研究レベルで使用した小型粉砕機、現在は製粉は委託している。やがては自家製産出来る方向に考えている。

マテバシイの成分は先ず糖質が旨味成分として優れて居て、タンニンが少ない利便性は前述した。神奈川県立産業技術センターに委託してどんぐりの煮出し液を調べて貰った所、ポリフェール値,抗酸化性能共に非常に高い。

産業技術センターに委託して調べた結果が次の通りです。

総ポリフェノール     (どんぐり煮出し液)91
総ポリフェノール      (どんぐり水出し液)77

抗酸化性(SOD様活性) (どんぐり水出し液)72.9
抗酸化性(SOD様活性  (どんぐり煮出し液)90.9
又、解毒作用のあるアコニック酸が含まれている事も指摘された
この高いポリフェノール・抗酸化性能は特筆の値する。

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これは上質な肉質で有名なイベリコ豚です。
ホームページにも掲載されていますが、鳥取中小家畜試験所でイベリコ豚と同様に国産豚にどんぐりを食べらせて良質にする実験をしていてその前提にどんぐりの成分分析をした処、0,7%の脂質の内パルミチン酸26%、オレイン酸29,7%、リノール酸44,3%と云う数値がでた。これは全て抗老化(アンチエイジング)に有効な成分であり、老人対策に非常に有効と考えている。


このような優秀性に加えてその活用は作業過程などで出来た残渣が茸の菌床に良好な結果を出しつつあり、文字通り100%使える。これをノーマライゼイション的活用を推進してゆくことは社会的意義が非常に大きいと云えよう。笑顔がもっと増える社会をどんぐりで具現したいものだ。

最後にどんぐり源のメールアドレスを掲載して本稿を終わります。 kuniohiraga119@gmail.com