片頭痛は脳の一部の血管の流れが悪くなり、
その血管の痙攣により引き起こされる症状です。
心臓になって考えよう~物語
明後日は、大雨だとします。
雨の前日くらいから、気圧が低くなってきます。
心臓さんは嘆いています。
「明後日は雨。明日ごろから気圧が
下がってくるから、きっと辛くなるだろうなぁ~」と……
そんな心臓さんの気持ちも考えようとしない、
やや疲れ気味の身体くん。
「明後日は雨だから今のうちに遊んでおこう」…と
深夜まで飲むは食べるはおかまいなし。
身体くんが夜更かしして遊んだ翌朝のことです。
気圧が下がってきました。
今朝は、寝不足ぎみの身体くん。
朝もなかなか起きれません。
心臓くんは身体くんに言いました。
「昨夜は、遊び回られて僕は、ゆっくり休めて居ないんだよ」
「今日は、気圧が低いし、僕も疲れがでやすいのだから
もう少し寝ていてよ。」…と。
そんな心臓くんの言うことなど聞く耳もない身体くんは
「遅刻」とさっさと出かけてしまいました。
心臓くんは、身体くんが休んでくれなくても
働かなくてはなりません
働く身体くんに
しっかり、エネルギーを送らなければなりません
身体くんが、昼食を食べた後くらいからでしょうか~(m'□'m)
心臓くんの疲れはピークに達してきました。
胃腸を働かせるために、血液をたくさん
送らなければならなくなった心臓くん。
とうとう疲れ始めました。
昼の休憩も終わり、身体くんは、仕事を・・・
「なんか~気分がすぐれない」と
パソコンとにらめっこしていた身体くん。
「消化だけじゃなくて、今度は目まで・・・
これ以上、疲れさせないで~」…と
心臓くんは、とうとうパワー不足になりました。
「パソコンなどしてられないくらいに頭が痛い~」…と身体くん
疲れた心臓くんが怒ったのです。
「さっさと帰って体を横に休んで、僕を休ませてよ~」…と。
心臓のバワーが弱くなると噴水に力がないのと同じで、
水圧が弱い噴水は水を上に持ち上げられません。
疲れた心臓くんは、重力に逆らいながらでは
頭にしっかり血液を送ることができません。
脳の血流量が少なくなってきました。
「たいへんだ~」脳の血管が縮み始めたのです。
脳の血管くんは、縮まないように頑張って広げようとします。
この時に起こる血管の痙攣が、痛みとなって
頭痛を引き起こして身体くんを苦しめたのです。
当然、ひどい頭痛に悩まされた身体くんは、
パソコンを止め、とうとう体を休めることにしました。
追伸~
頭痛は、心臓のパワー不足です。
心臓くんが、ムチャをする身体くんに
「僕が疲れているから体をやすめて」のバイタルサインなのです
頭痛が起きて、頭を冷やすと楽になります。
これは、脳の血管が、冷やされたことによって、
さらに縮み血管の痙攣が落ち着くからです。
脳の血管くんも血管を拡げるのをあきらめたのですよ。
しかし、脳は、体の司令塔です。
血管くんがあきらめても、
頑張って脳に栄養を送っている心臓くんは
そう簡単にあきらめるわけにはいきません。
いったん冷やされて縮んだとしても、
体をやすめて、少しでも元気になった心臓くんは
「脳にしっかり血液を流さなければ~」・・・と
あきらめずに頑張ります
この結果、しっかり脳の血管が広がらなければ
「片頭痛」を繰り返すことになるのです
こんな「片頭痛」は、身体くんを通して
「心臓の疲れ」を訴えるが伝えるバイタルサイン
雨の日は、胸周囲の筋肉も硬くなり、
深呼吸もしにくくなっています。
心臓も胸の筋肉に押さえつけられて、
パワーダウンしやすいです
怒ったり、ストレスを感じると知らず知らずに体に力が入ります。
こんな時にも、筋肉が硬直しやすく
心臓も押さえつけらて、パワーダウンしやすいですよ。
こんな身体くんへのバイタルサインには
・鼻づまりがよく出る。
・歩いた後に咳き込む。
・肩が痛い。
・耳の閉塞感を感じやすい。
・匂いに敏感になる。
・足や腕がだるい。
・肩が凝る。
・肋間神経痛が起きる。
・鼻血や歯茎から出血しやすい。などなど・・
バイタルサインを見逃さず、
薬頼りにならず、しっかり体を休めてくださいね