早いもので、2010年もあと3カ月。
2007年くらいには、
「中国は上海万博まではカタいだろ」的な事をよく見聞きしましたが、
その上海万博も、
いよいよフィナーレが近づいて参りました。
巷では2番底が来るか来ないか、
と言った話題で持ちきりですが、
全ては中国のサジ加減と言っても過言ではありません。
現に、米日に揺さぶりを掛けるためか、
ユーロ債をポコポコ買っているそうですし、
そのせいで、あれだけ信用不安を謳われたにもかかわらず、
最近はユーロ高が進行しています。
北の新政権にも深く肩入れするでしょうし、
いよいよ中国が覇権国家として顔を上げる時が来たようです。
(今までは、時には大国の顔を/時には途上国の顔を使い分けてましたが)
「国益に適わない」ですとか、
「あしき隣人」ですとか、
言論は自由ですが、
いわゆる”使い分け”をしっかりやっていかないといけないと思うのです。
とは言え、日本のマスコミや一般大衆を見ると、
どうも読みが浅いのでは?と思ったりしてしまいます。
何故なら、「裏の裏は表」ではなく、
「裏の裏は、あくまでも裏の裏である」と考えるからであります。
by 張