「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ(涙あふれて)」(1965年) | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
28日のスペイン・マドリッド公演の様子はコチラ

とくに真新しい曲目はないけれど、昨年までのツアーではアンコール前に演奏されていた「無情」 が序盤で再登場したり、アンコール定着曲の「サテファ」 をセンターステージで演奏したようです。

↓は去年の日本公演初日で演奏された「涙あふれて」のオリジナル?映像。

涙あふれて
@マイスペース

原題「As Tears Go By」はストーンズがマリアンヌ・フェイスフル にプレゼントした、静かな1曲。
ストーンズ版も1965年のアメリカ市場向けアルバム「December's Children」 に収録され、シングルカットもされた。

ストーンズのイメージらしからぬ歌詞やメロディラインが「ストーンズ版イエスタデイ」と揶揄されていた時代もあったようですが、昨年の東京ドームを目撃したバンソウコウ男さんの「隣の席のモサっとしたジャンバーのオヤジも涙を拭っていた」 というくだりが、この曲の生命力を物語っています。

◆「涙あふれて」収録アルバム

ディッセンバーズ・チルドレン


1965年発表。

■収録曲

01.She Said Yeah

02.Talkin' About You

03.You Better Move On

04.Look What You've Done

05.The Singer Not The Song

06.Route 66

07.Get Off Of My Cloud

08.I'm Free

09.As Tears Go By

10.Gotta Get Away

11.Blue Turns To Grey

12.I'm Moving On

 

【追記】
マドリッド公演後、ステージ解体作業中の事故で作業員2名が亡くなり、2名が負傷したとのことです。
ファンの一人として、ご冥福をお祈りしたします。