日曜日の午後1時頃に家にいる時には大抵、TBSの「噂の東京マガジン」を見ています。
コーナーの一つ「噂の現場」では、毎回ある街で発生している問題を取り上げていますが、行政が悪いというトーンになりがちな番組が多い中で、双方の言い分を主張させて比較的公平に取り上げている番組だなあと思っています(時々行政側が取材拒否をしてしまうのが残念ですが)
さて、今日のテーマは「騒音対策のエアコン中止問題」
・所沢のとある公立中学校では自衛隊の基地が近くにある関係で「防音校舎」となっている。
・防音校舎は当然、サッシを閉めることが必要
・サッシを閉めると夏は暑さとても暑い
・その対策としてエアコンをつける予定だった。
・ところが昨年就任した市長が突然中止に。
市長によると、震災や原発事故を受けての節電をという世の中なのに、何でもやってもらえると考えるのは良くないとか、これまで30年間我慢できたことであり、これからも(暑さか騒音を)我慢すれば良い、そんな感じの主張だったと思います(この市長はもともと教育関係者だったとか)
また、市長の意見に賛成する方、二人のコメントもありましたが、勝手な想像ですがこの3名とも、お金もちそうで、移動はエアコンのきいたクルマで、いつもクーラーのきいた建物で仕事してるんじゃなかなと感じてしまいました(違っていたらすいません)
それにしても、自衛隊のジェット機が発着して凄まじい騒音の地域の学校で、窓を締め切らざるを得ないので、やむを得ずエアコン設置といのが贅沢でしょうか。
市長さんも我慢していた時代があったのかも知れませんが、その頃とは気温も違いますし、騒音の程度も違うのでは。
節電の話をするのであれば、騒音に悩まされているこの中学校ではなく、市長室や市長さんのお宅、また、移動のためのクルマの中でまずは実践していただきたいものです。
ちなみに、所沢市のエアコン設置率は3.4%で、同様に基地の騒音問題を抱える飯能市は100%の設置率だとか。お子さんがおられる方は、こんなことも調べてから街を選んだほうが良さそうですよ。
※詳しい内容は⇒ 噂の東京マガジン
をご覧ください。