自分のドライバーのヘッドスピードをご存知でしょうか?

ゴルフショッブに行って、測ってもらってください。但し、ショップの機械によって、誤差やバラつきがあるので、色々な別々のショップで測定するのが良いでしょう。量販店の機械はクラブを売るために甘々みたいです。

 

ドライバーの飛距離は、ヘッドスピードの5~6倍と言われています。
キャリーで約5倍、ランを入れて約6倍

現在はHS42*5倍=210Y 最大で42*6倍=252Y

まあこれだけ幅があると何が正しいかわかりませんが。。(爆)


 そして9番アイアンの最大2倍とも聞きますが、最近のアイアンではPWの2倍でも良いでしょう。

125y*2=250y これがHSから考えられる僕の最大距離です。

この平均の目安内230~250に収まっていないとしたら、ドライバーの打ち方が悪いか、ドライバーのシャフトを含めた仕様が自分に合っていないかの、どれかです。

自分のミート率を答えられる人は少ないと思います。
軽く振ったのに、ジャストミートで凄く飛んだ経験ありますよね。
女子プロがヘッドスピードはあまり速くないのに、ドライバーの飛距離が出ているのは、ミート率が異常に高く、効率よく飛ばしているからです。

 1.45=初速60.9/HS42 HS42*6倍=252y

 が日本の女子プロのMAXな飛距離なんでしょうね。
ミート率の計算方法  ミート率=ボールの初速スピード ÷ ヘッドスピード

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(名古屋ミズノフィティング トラックマン測定 5年前HS45前後)

ヘッドスピード45.9m/sでボール初速が66.3m/sの人は、66.3÷45.9=1.44程度になります。僕がミート率最大値1.5の精度ならば初速は68.9m/sでる事になります。

 そしてそうすると46m*6倍=276ヤード最大で飛ぶ計算になります。 

この時の実際の記録は269ヤードでした

<理論上の最大値1.5、プロ目標値1.4以上、アマチュアー1.4以下> 
 

このミート率を目標1.4以上になるように、体とボールとの距離が一定でバラつきの出ない芯を食うスイングが必要となってきます。前傾を崩さないで、クラブは胸の前、アドレスのポイントにクラブヘッドが戻ってくる打ち方が理想になります。飛距離を伸ばすには、ヘッドスピードは必要ですが、ヘッドスピードを上げようとして、強く叩いたり、早く振ろうとしても飛距離は伸びません。ミート率が落ちるからです。

飛距離はボール初速を上げることなのです。 結論は、速く振るより、芯を食う事が大事なんです。ボール初速が上がらない原因は次のようなことが考えられます。 ボールの種類とヘッドスピードが合っていない。

 ヘッドの選び方が悪い 

シャフトの選び方が悪い。 

 

女子プロ、男子アマ:ヘッドスピード40m/sx1.5ミート率最大=初速60m/s。x4倍=240y

女子のアマチュア :ヘッドスピード35m/sx1.5ミート率最大=初速52.5m/s。x4倍=210y

その3要素とは 「ボール初速・打ち出し角・スピン量」です。

 

クラブのロフトは、男子プロは9度、男子アマは10度、シニア、女子アマは11度が最適です。

理想的な打ち出し角は、プロ、上級者の場合:13°~18°。アマチュアの場合:20°~25°位がベストといわれています。

スピン量とは:バックスピンのことで、インパクト時のバックスピンでボールは高く舞い上がります。ヘッドスピードの遅い人が、低ロフトのクラブで打つと、スピン量が足らずに失速して飛距離を落とします。スピン量は少ない、ヘッドスピードの遅いゴルファーが「低スピン」を真似るとかえって飛距離を落とす結果になります。理想的なスピン量は「2000~2500rpm/m」といわれています。これが最新クラブが必ずしも飛ぶクラブではないという事です。

 

バックスピンとは別にサイドスピンという物がありますが、これはバックスピンに対して、横方向に働くスピンでです。いわゆる「こすり玉」です。スライスの原因です。これはインパクト時にフェースが真直ぐに戻っていない状態です。クラブはテークバックで少し開いて、インパクトで真直ぐ、フォローで少しクローズになるとまっすぐ飛びます。これはスイングの問題です。スライスやチーピンに悩んで真っ直ぐ打てない人は、スピン量の多いボールを使用すると、サイドスピンも増えることを覚えておいてください。