第67話 後編 | 成田家の徒然なる日々 ~15th Season

成田家の徒然なる日々 ~15th Season

来訪される皆様に支えられて15年。昭和の特撮・アニメを取り上げていきます。

↑中編の続きです。

「ふっふっふっふっふ。

ははははははははは。愚かな男よ。何処までも悲しみを引き摺ってゆくつもりか?

だが、この聖帝は違う。

聖室を開け!」(サウザー)

「ははっ!」(悪党達)

「むっ!?」(ケン)

聖帝十字陵の一角が開く。

そこには亡きオウガイの姿がある。

「こっ … これは!?」(ケン)

「この〇体は我が師オウガイ。この

聖帝十字陵は偉大なる師オウガイへの俺の最後の心。そして

この俺の愛と情けの墓でもあるのだ」(サウザー)

「ふっふっふ。俺は愛も情けも捨てた。悲しみを引き摺る貴様の拳では俺を傷つける事はできても

この俺の血を絶やす事はできん」(サウザー)

「さっきも言ったはずだ。貴様の髪の毛1本もこの世に

残さんとな」(ケン)

「ふっふっふっふっふ。ならば突いてこい」(サウザー)

「はっはっはっはっは。

突け! ケンシロウ!」(サウザー)

「ほぉ~~~~ぉっ!」(ケン)

「ふんっ!」(サウザー)

「うあっ!

あ~たたたたたたた!」(ケン)

「なっ!?」(ケン)

「はっはっは。効かぬなぁ~」(サウザー)

「ぬっ …」(ケン)

「ふふふふふふふ」(サウザー)

「くっ …」(ケン)

「何故、効かぬか分かるまい。

遊びはこれまでだ! 

ねっ! ケンシロウ!」(サウザー)

「うわたぁ~!」(ケン)

「だ、駄目だ!? ケンの北斗神拳が効かない!?」(バット)

「ふふふふふふふ」(サウザー)

「あっ … あぁ …」(ケン)

「ふふふふふふふふふ」(サウザー)

「うあっ!」(ケン)

「こっ … これは!?」(ケン)

「ドクン … ドックン」(サウザーの心臓の音)

「無駄だ!」(サウザー)

「何!?」(ケン)

ね! ケンシロウ! はぉ~~!」(サウザー)

「うわぁ~~~」(ケン)

「うっ … がっ」(ケン)

「はぁっ!?」(トキ)

「はぁっ …

あぁ …」(ケン)

「ん~~ やはりケンシロウは勝てぬのか」(ラオウ心の声)

「はっはっはっはっは。南斗の極星が天に輝く。次に鳳凰拳の前に敗れ去るのは誰だぁ!」(サウザー)

「奢るなサウザー」(ラオウ)

「ふん!?」(サウザー)

「お前の体の謎は、この私が知っている」(トキ)

「何!?」(サウザー)

「くっ … 来るなぁ~」(ケン)

「むっ!?」(トキ)

「と、トキぃ … そこから動くな。て … 手は借りぬ。

んご … あぁ …」(ケン)

「ふっふっふっふっふ」(サウザー)

「へっへっへっへっへ おっ!?」(悪党達)

「んぐっ!?」(サウザー)

「おぉっ!? どうした事だ!? サウザー様がっ!?」((悪党④)

「あ … あ … あぁ  …」(悪党⑤)

「んんんん … あっ!?

もしや秘孔を!?」(サウザー)

「うぐっ!? おっ …」(サウザー)

「んん~~」(サウザー)

「サウザー~~~

うわぁぁぁぁ~~~~!

貴様の体の謎、見切ったぁ~~!」(ケン)

「な … 何だとぉ~~~!?」(サウザー)

 

週刊 北斗の拳 第67話」                  ~ The End ~