北斗の拳 第59話です。
久しぶりにラオウ登場。
視線の先には
聖帝十字陵がある。
「聖帝サウザー。南斗聖拳最強の男。遂にその野望を現したか」
(ラオウ)
「既に多くの街が奴の支配下に。そして権威を見せつけんが為の聖帝十字陵も間も無く完成」(部下①)
「しかし素直に働く子供達を使うとは如何にもサウザーらしいやり方」
(部下②)
聖帝十字陵建設の為、子供たちは酷使される。
「今、俺には休息が必要だ。ケンシロウとの闘いの傷を癒さねばならぬ。だが俺は必ず帰って来る。
サウザーよ。今のうちに奔るがよいわ」(ラオウ)
子供達にとって聖帝十字陵建設の仕事は過酷過ぎる。
サウザー
またしても聖帝十字陵建設現場を視察。
「これはこれはサウザー様。わざわざお越し下さいまして」(部下①)
サウザーは部下を一瞥するだけ。
一方ケンシロウを追って村を出たバットとリンに
聖帝の部下達が迫る。
追い詰められたバットとリンを
救った
この男は何者か?
同じ頃、ケンシロウは荒野を歩き
辿り突いた村で少女と交流していると
大人達に取り囲まれてしまう。
子どもを守ろうとする大人達の反応にケンシロウは戸惑う。
ケンシロウを聖帝正規軍の一味と見做す大人達に
ケンシロウはガンを飛ばし
軽くいなす。
ケンシロウと大人達の諍いを
村の長老が止めに入る。
サウザーに子供を連れて行かれた事を大人達は憤る。
「サウザーは聖帝十字陵を造る為に子供達を集めています。ならず者達に子供を連れて来れば正規軍に入れてやると約束したようで」
(長老)
長老の話を聞くケンシロウに
サウザーへの敵意が湧く。
「聖帝サウザー 穢れ無き子供達までを」(ケンシロウ心の声9
とある荒野の村に現れた大男
母親から
1人の子供を奪い去って行った。
さが、それは母親の策略で1人の子供を犠牲にし、他の子供達を守ろうとしたのである。
だが、もう1人の悪党が
母親から
残る子供達を奪い去ろうとした時
ケンシロウ登場。
「子供達を置いていけ」(ケン)
半分やるという悪党にケンシロウは「全部貰おう」と答える。
悪党が構えた銃を
ケンシロウは軽く宙に蹴り飛ばす。
「あ~たぁ!」(ケン)
一度は悪党に向けた銃を
ケンシロウは捨てて
立ち去る。
「この野郎、〇してやる」(悪党)
「無駄だ。お前はもう〇んでいる」(ケン)
「い、いもっ!」(悪党)
「もう出てきても大丈夫だ」(ケン)
ケンシロウは大男に連れ去られた子供も助けていた。
ケンシロウは母親と子供達の再会を優しく見守る。
礼を言う母親に
またもケンシロウは邪悪な気配を感じ取る。
ケンシロウの背後には聖帝正規軍がいた。
ケンシロウは母親と子供達を小屋の中へ逃がす。
「貴様がケンシロウか?」(隊長)
「聖帝の手下共か? この俺に矢などは無意味だ」(ケン)
「ほざくな。抵抗すれば〇す」(隊長)
「〇にたくなければ失せろ」(ケン)
ケンシロウ以外の何者かの登場に怯える正規軍の面々に
無数の矢が飛んで来て倒される。
残された隊長の前に現れた
謎の男!
ケンシロウも謎の男に注意を向ける。
「とぅあぁ!」(謎の男)
「ぎゃぁぁぁ~~~」(隊長)
「これは、南斗聖拳」(ケンシロウ心の声)
「ふっふっふ。北斗神拳継承者ケンシロウか?」(謎の男)
「目が … 見えんのか?」(ケン)
「されど心の目は開いておる。私の名はシュウ。南斗白鷺拳のシュウだ」(シュウ)
「南斗白鷺拳」(ケン)
「そう。私も乱世に散り、己の星の宿命に生きる南斗六聖拳の1人だ」
(シュウ)
シュウは敵か味方か!? ↓後編へと続く。