↑前編の続きです。
「あぁぁぁ~~~~」(レイ)
「なっ!?」(ユダ)
「しゃぉぅ~」(レイ)
「おぉぉぉ~
あぁぁぁぁ~~」(ユダ)
「しゃぉ!」(レイ)
「南斗水鳥拳奥義
飛翔白麗」(レイ)
「うあぁぁ~~~
うぅっ、不覚。またしても俺は貴様の拳に魂を奪われてしまった。
だが、へへへ。俺はこんな〇に方はせん。こんな〇に方はなぁ」(ユダ)
「うぐぁっ! うあぁぁ~~~~。
レ、レイ。俺の心の中には、いつもお前がいた。
俺は、ずっと幻影を追っていた。お前を、そして美しい南斗水鳥拳の舞いを」(ユダ)
「ユダ」(レイ)
「せめて、その胸の中で〇にたい」(ユダ)
「ユ、ユダ」(レイ)
「あっ …」(マミヤ)
「マミヤ …」(レイ)
「んっ!? あっ!」(レイ)
「レイ!
レイ!」8マミヤ)
「ふん … とうとう俺にも最期の時が来たらしい。
マミヤ 。いいか、〇兆星が頭上に頭上に落ちる日まで精一杯生きろ。
例え一瞬でもいい。女として生きろ。女の幸せを求めるのだ」(レイ)
「さらばだ」(レイ)
「レイ!」(マミヤ)
「来るな!
来てはならん。
俺はお前にだけは俺の砕けていく無様な〇に方を見せたくない。
うっ!」(レイ)
「はぁっ!?」(マミヤ)
「マミヤ … 幸せにな」(レイ)
「レ~~~~~イ!」(マミヤ)
「為すべき事は全て為した。
俺は南斗六聖拳、義の星の男。
あぁっ! あふぅ。ぐっ、あぁ~!」(レイ)
「あぅ~。はぁ、はぁ。
義の星は人の為に生き、人の為に〇ぬ。
悔いは無い。
ケン、リン、
バット、トキ、
アイリ。
ふぅ~。
マミヤ …」(レイ)
何かが砕けた様な音が小屋の外に響き渡る。
「あぁっ!?」(マミヤ)
更に砕け散る音がした後 …
小屋の中からは何も音がしなくなった。
「兄さん …」(アイリ)
「ち … ちくしょう」(バット)
「レイ …」(マミヤ)
「レイ … お前の生き様、忘れはせん。お前もまた
シンと同じ様に俺の中に生き続ける」(ケン)
「さようなら … レイ」(リン)
「あぁっ!?」(マミヤ)
「どうした、マミヤさん?」(トキ)
「星が …
補星が見えない!」(マミヤ)
「えっ!?」(アイリ)
「〇兆星が消えた …」(マミヤ)
「レイの、レイの愛が
奇跡を起こしたんだわ」(リン)
「南斗六聖拳
義の星の男レイ。
お前の伝説は
永遠に消えない。
さらば … レイ」(ケン)
「週刊 北斗の拳 第57話」 ~ The End ~