↑前編の続きです。
マミヤのピンチにケンシロウとレイ登場!
「あぁっ …」(マミヤ)
「………」(ケン)
「何だ!? コイツら!」(部下①)
「やっちめぇ!」(部下②)
「おらぁぁぁぁ~~~~」(部下達)
「はあぁぁぁぁ~~
あああぁぁぁぁぁ~~~
「ふぉぅ~~ しゃおっ!」(レイ)
ケンシロウとレイの前に部下達は砕けるだけだ。
「ケンっ!」(マミヤ)
「哀れな連中だ。俺達の待ち合わせ場所に現れるとは」(レイ)
「まさか … 貴様、ケンシロウか!?」(ザコス)
「そうだ」(ケン)
ケンシロウの名を聞いて悪党さん達はビビりまくる。
「寄るな! 寄るとコイツを〇す」(ザコス)
「〇してみろ。次の瞬間、貴様も〇んでいる」(ケン)
「ケン! トキの居場所が分かったわ。
トキはカサンドラという所に囚われているわ」(マミヤ)
「カサンドラ?」(ケン)
「さぁ、もう用は済んだわ。〇しなさい … 私はこの事を伝えたかったの」(マミヤ)
ケンシロウは遠慮なくザコスに近づく。
ケンシロウの気迫に押されて部下達は逃げ出す。
「来るな!?」(サコス)
部下達は集団逃走中。
ケンシロウは
怯えるザコスの秘孔を突く。
「こ … 〇さないで」(ザコス)
「〇しはせん。数時間寝ていてもらおうか。目が覚めたらお前の頭に俺が会いに行く、と伝えておけ」(ケン)
「馬鹿め。貴様如きが獄長に勝てるものか」(ザコス)
「これも伝えておけ。この世に俺より強い奴はいない、と」(ケン)
ケンシロウの言葉通りザコスは眠り
マミヤと共に地面に倒れる。
「ケ … ケン …」(マミヤ)
ケンシロウはマミヤに手を差し伸べる。
一瞬、良い雰囲気になる。
「ケン …」(マミヤ)
次の瞬間ケンシロウの口から出た言葉は
「帰れ」だった。
「ケン … 何故!?」(マミヤ)
「これは … 俺自身の問題だ」(ケン)
立ち去るケンシロウを追おうとするマミヤをレイが止める。
「奴の心の中にユリアがいる限り誰も奴の心を開く事はできんぞ」
(レイ)
「… 分かってるわ。ただ … ただ少しでもケンの宿命rを … あの人の苦しみを救ってあげたい」(マミヤ)
「〇ぬ気か?」(レイ)
健気に微笑むマミヤを
レイは見つめることしかできなかった。
マミヤはケンシロウの後を追いかける。
「その報われぬ愛の為に…」(レイ)
教会の鐘が
鳴り響く中
マミヤはケンシロウを追い
共に歩むのだった。
目覚めたザコスは
報告の為
カサンドラへと向かう。
「聞こえる。鬼の哭く声が …」(ウイグル獄長。以下ウイグル)
そこでザコスが見たものは
先に逃げた部下達が辿った哀れな末路だった。
「何故、逃げた?」(ウイグル)
ザコスは助けを求めるが
ウイグル獄長に捕らえられる。
「聞こえんな?」(ウイグル)
ザコスもウイグル獄長のお仕置きを受けて哀れな最期を遂げた。
「ケンシロウ、来るなら来い。カサンドラの鬼達の哭く声を聞け。それがお前達の弔い歌となるのだ」(ウイグル)
ケンシロウ、レイ、マミヤの前に
カサンドラの獄長ウイグルが立ちはだかる。
「週刊 北斗の拳 第37話」 End~