その他「戦隊もの」で見られる交代劇
① キレンジャー一時交代劇
戦隊ものの初代である「秘密戦隊ゴレンジャー」は少年向け雑誌とのメディア・タイアップの効果もあり、最長2年間も続くこととなりました。
ところが、そんなに長く続くとは思わなかった初代キレンジャー大岩大太役を務めた畠山麦さんは舞台出演のスケジュールを入れてしまった為、ゴレンジャーに出演できない期間ができてしまいました。
そこで制作陣は大岩大太は九州支部の教官に栄転したことにし、二代目キレンジャーである熊野大五郎(だるま次郎さん)を起用する(畠山麦さんが戻るまでの13話)という手法を取りました。
10月から始まった「相棒 Season14」も新相棒が反町隆史さんに決まるまで迷走したように、撮影期間が長期になることによって役やスケジュールが固定してしまう事は役者さんにとって死活問題でもあるのです。
② バル・イーグル交代劇
戦隊もの5作目である「太陽戦隊サンバルカン」ではリーダー役であるバル・イーグルが23話目に交代(パイロットとしての技量を買われてNASAに転任する)、2代目バル・イーグルが後(リーダー役)を継ぐという事態が起こります。
これが起きた原因は色々あるようで、様々な仮説が出ていますが確実な理由がない為、当ブログでは深く言及しないことにします。
けれども一因として2クールまでの反響を見て、残り2クール作成するか決める、という番組の制作方針が影響している事は否めないと思います(写真は良い視聴率が取れなかった為、3クール目で終了してしまった「ジャッカー電撃隊」)。
不勉強で中途半端な内容で申し訳ありません <(_ _)>
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