いきなり幼稚園バスに爆弾を仕掛けた上、園児達に襲いかかるダッカーの一員、地獄竜。
始まり、始まり~
悪の組織は色々あるが、幼稚園児や保母さんにまで手を出す非道はダッカーのみか(地上波での放映なんて現代では無理だな)?(’’;?
そんな非道を止めたのは「飛鳥五郎(保母さんをしている飛鳥みどりの兄)」
一件落着かと思いきや飛鳥五郎に今度は地獄竜の用心棒「ランカーク」が襲いかかる。
飛鳥五郎の苦境を救ったのは、五郎と子供の頃からの親友で何をやっても日本一(!?)の私立探偵、早川健。
「地獄竜の用心棒ランカーク。
日本じゃあ二番目の拳銃使い。」(早川健。以下「健」で)
「二番目だとぉ。じゃあ、日本一は誰だ!」(ランカーク)
「(自分を指指しながら)はっはっは」(健)
当然、どちらが一番かを、ウサギが咥えた花を多く落とす事で競い始める(婦女暴行、児童虐待に加え動物虐待)。
全弾打ち終えたのだが、ウサギもウサギが咥えた花も無事。
それは早川健が、ランカークが撃ったたまを打ち落とすという離れ業を演じた為。
余裕綽綽の早川健と、納得いかないが一時引き上げるランカーク。
事態解決と思う間もなく、今度は早川健と飛鳥五郎が睨み合い、殴り合いまで始めるが
それは久しぶりに再会した親友同士の照れ隠し。
幼稚園バス(爆弾仕掛け済み)に乗って帰宅の途につくが
早川健が爆弾の存在に気づき、園児達を降ろすと、飛鳥五郎がバスを安全な場所へと移動を始める。
五郎と健の機転で大被害は免れたが、五郎は重症を負って、病院へ入院してしまう。
その飛鳥五郎が入院している病院に「30億円を用意しないと、病院を爆破する」との脅迫状が何者からか届いた。
入院患者達を避難させている最中に爆破が始まり
飛鳥五郎は何者かが放った凶弾により襲われる!
健は五郎の下へ走り寄り、抱きしめる。
「飛鳥 …」(健)
「俺は … 許さねぇぜ。あんな爆弾なんて使う奴は」(五郎)
「あぁ…」(健)
「俺は … 戦う! 怪我が治ったら、お前と2人でなぁ」(五郎)
そう言い残し、飛鳥五郎は短い生涯を終えてしまった …
「飛鳥 … 飛鳥ぁ~~~!」(健)
飛鳥の遺骸を胸に早川健が胸に誓った事は「親友、飛鳥五郎を○した犯人への復讐」であった …
飛鳥五郎の妹、みどりの悲しみも船に宿し、早川健は夕日に向かう。
「飛鳥ぁ~~~~!」(健)
改めて夕日に向かい飛鳥五郎の命を奪った者への復讐を誓った早川健がとった行動は …
「飛鳥 … 俺は今、お前の研究室に来ている。お前の研究途中だった(宇宙用)強化服の発明は俺が受け継ぐぜ。
俺はこの強化服を必ず完成してみせるぜ!
俺はお前が … 宇宙探検用に開発中だった強化服と特殊自動車 … 正義の為に役立てる … 飛鳥 … 見ていろ! お前の強化服、お前の車で敵は必ず取ってやる」(健)
「できたぞ~~~!
見てくれ飛鳥 。これがお前の強化服。ズバットスーツ!
そして … これがズバッカー!」(健)
一方、こちらは悪の組織ダッカーの本部と思しき場所。
地獄竜が30億円奪取の報告を首領Lに報告すると、首領Lは喜ぶどころか、組織に楯突く早川県の抹○を地獄竜に命じていた。
なぜか元の姿に戻り、ランカークに地獄竜の下へと案内させようとする早川健。
ところが先に「飛鳥みどり」と「寺田オサム」を人質にとられており攻守逆転し、地獄組本部と思しき所へ運び込まれる。
健に心理的ダメージを与えるため、みどりやオサムだけに地獄竜は暴行を加える(一応、寸止め)。
だが、地獄竜の口から自分が病院爆破の犯人だと聞き出した健は、何時の間にか抜け出し
ズバットに変身して、地獄組へと乗り込む!
「はっはっはっはっは …
ズバッと参上!
ズバッと解決!
人呼んで … 流離いのヒーロー!
怪傑ズバァット!」(ズバット)
「幼稚園バスを爆破し … その上、病院まで爆破した地獄竜! 許せん!」と言いながら十字の柄のムチを振るって、地獄竜の部下達をズバットは蹴散らす。
地獄竜とランカークのみになった時
5分が限度の強化服が残り1分となる。
だがズバットは勇気を奮い、ランカークの撃つ銃の弾をムチで弾き返し
ズバット・アタックで〆る。
そして地獄竜が飛鳥五郎○しの犯人かと問い詰めるが
獄竜はあくまで病院爆破の犯人である。
そして冷静に考えてみると地獄竜の逃げた方向と飛鳥五郎を撃った犯人の位置は正反対であった。
となると飛鳥五郎に銃を撃った犯人は誰なのか …
飛鳥五郎を○した犯人を求めて、早川健の流離の旅が始まった!
ズバットは既におらず、地獄竜の胸には
↑のカードがあるのみ。
早川健こと怪傑ズバットが何処へと行ったのか杳と知れぬ。
そして飛鳥みどりと寺田オサムも早川健の後を追い、明日知れぬ旅へと旅立つのであった。
怪傑ズバット 第1話 ~ 完