日本球界の未来のためを思って封を解いた”ノムさんの遺言”
サンケイスポーツ専属評論家、野村克也氏(81)の野球理論の集大成となる「野村克也 野球論集成」(野村克也著、サンケイスポーツ編、四六判上製424ページ、税込み1998円)が、21日に徳間書店から発売される。
野村氏は昨年4月から12月まで、サンケイスポーツで182回にわたって野球理論「ノムラのすべて」を連載した。2004年頃から書き上げたA4判用紙200枚超の門外不出の野球ノートに、直近の事例を加えて解説。プロ、アマを問わず指導者からの反響が大きく、サンスポにバックナンバーの問い合わせが多く寄せられた。
その内容は野球の総論から始まり、投手、打者、捕手、作戦、走塁、監督の各論を網羅。これまでの野球書は打者が打撃を、投手が投球を論じたものばかり。一人のプロ野球OBが、野球のすべてを解説したものはない。まさに日本の野球史に残る、初めての野球理論書となった。
6月に82歳となる野村氏にとっても、最初で最後の実践的野球理論書。「ありがたいことです。私の理論はあくまで原理原則を述べたもの。それぞれの指導者が私の考えを消化して、新しい野球を見せてくれればいい」と語っている。
※産経ニュース4月18日16:51配信分より引用。
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野村克也 野球論集成 [ 野村克也 ]
1,998円
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ヤクルトスワローズ(当時)躍進のきっかけとなった”ID野球”の種明かしの書が出るとは。
よく考えたら、”ID野球”は1冊の大学ノートから生まれたんだよね。
これを読んで、2021年のワールドベースボールクラシックでの、
サムライジャパンの覇権奪還に役立ってほしい。
これは日本野球のこれからを思って送りだした、野村克也の”遺言状”だと思ってほしい。
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