「ありえへん∞世界」自体が「ありえへん」事態に。

何か早口言葉みたいな題名で失礼。
ゲスの極み乙女のボーカル・川谷との不倫報道が発火点となり、
芸能界に瞬く間に広まった”ベッキーショック”は、テレビ東京系「ありえへん∞世界」をも直撃し、
２月２日放送分は、（多分）番組ＭＣのベッキーが収録に参加した回なのに、
ベッキーの出番はほぼカット。
スタジオ全景カットが、「アノ職業（秘）密着24時」の時だけと、
この日のゲストの吉田鋼太郎からの番組告知の時の一瞬で、まさに「ありえへん」。

そーいや、「ありえへん∞世界」って、結構見てんのに、
方向性がかなりブレまくっていてて、番組自体が「ありえへん」事態になってた。
現在は「ありえへん世界の衝撃映像」「答えられないと恥ずかしい新常識」がメインになっていたが、
番組放送開始時はありえへん人物を取り上げ、ネタが尽きると、
「日本人の９９％が立ち寄らない世界の秘境（元独裁国家の国も含む）」や、
「関東鉄道路線Ｂ級グルメ」を取り上げていたのに、
徐々に番組の方向性がブレブレで「ありえへん」。

ワタクシ的にもっとも「ありえへん」かったのは、
番組の良心である宮崎哲弥（職業：政治関連の評論家）の存在。
ここ近年、ほぼ一言も喋ってなかったことが「ありえへん」。
あくまで「ほぼ一言も」だ。
２０１３年６月から左端の司会席に近いところから、右端の目立たないところに移動し、
「宮崎さんいたの?!」って感じた視聴者がいたはずだ。

そーいや最近、「ありえへん∞世界」の後に放送されている「開運！なんでも鑑定団」で、
放送開始時より番組ＭＣを務めている石坂浩二が、
ここ２年間、自分の発言が編集でカットされている事に異を唱えており、
フタを開けてみたら、今年春をもって、番組を卒業し、
ＢＳジャパンで新しく始まる「鑑定団」スピンオフ番組の司会に就くとのこと。
だが、この番組卒業って、クビ同然だよな。
テレビ東京を代表する長寿番組なのに、番組の功労者をクビにするのは狂気の沙汰。

「ありえへん∞世界」の宮崎哲弥も、石坂浩二と同じ立場にされたんでしょうね。
何か会議とか収録現場でパワハラでもあったのか疑問やわ。
ありえへんな～


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