今こそ宮崎駿&高畑勲の「志」を受け継ぐ者を育てるべきだ。
アニメ界の巨匠、宮崎駿監督(72)が引退することが1日、イタリア北部で開催中の第70回ベネチア国際映画祭で電撃発表された。コンペ部門出品作「風立ちぬ」の公式会見で明かされ、突然のことに各国記者はあぜんとした表情を見せた。日本歴代1位の興行成績を誇る「千と千尋の神隠し」(2001年、興行収入304億円)をはじめ、国内外で高い評価を受ける重鎮の決断。監督は6日に都内で会見を行い、自らの口から経緯を説明する。
※サンスポ・ドットコム9月2日05:05更新分より一部引用。
宮崎駿も御歳72歳。
ここ近年は老体にムチ打ちながら「前作を遥かに超える作品を作るぞ!」と、
精魂込めて長編アニメ映画を作り続けてきたが、もう心も体もガタが来てしまった。
スタジオジブリは内外に認められた成功したアニメスタジオの1つであり、多くのファンを抱えているが、
スタジオジブリ=宮崎駿と、もう1人の御大である高畑勲というイメージが強く残っており、
宮崎&高畑依存から脱却できず、世代交代が進んでいないのも事実で、
宮崎駿の作品が公開された次の作品が大コケし、宮崎駿が登板するという負の連鎖にハマっている。
このままだと、宮崎&高畑がポックリ逝く→スタジオジブリ解散という末路が待っている。
当初は、作品ごとにスタッフを集め、完成と同時にチーム解散し、スタッフの給与は歩合制だったが、
後継者育成のため、スタッフの給与を固定制に変え、やる気を促してもねぇ・・・
ジブリ解散しようとしても、長年多くの作品を見ているファンは許してもらえないよな。
そこで、ワタクシからの世代交代策として・・・
①テレビアニメシリーズを作る。
スタジオジブリはテレビアニメシリーズのグロス請けもやっており、
グロス請けの実績とこれからのクリエイター育成のために、2クールでテレビアニメシリーズを作る。
個人的には、柊あおいの漫画を原作とした「耳をすませば」からスピンアウトして、
猫の男爵・バロンとごく普通の姉妹の交流を描いたものなら、難なく受け入れてくれると思う。
個人的には、日テレ系土曜夕方5時半枠を希望したいんだが、
この枠は読売テレビ担当枠なので、読売テレビが参画してくれればな。
②朝井リョウ「世界地図の下書き」のアニメ映画化。
今年の「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」が公開されたのち、
次の作品は朝井リョウの直木賞受賞後第1作「世界地図の下書き」のアニメ映画化はどうでしょうか。
この小説、装画をスタジオジブリのアニメーターである近藤勝也が手掛けていることから、
未来のジブリを担う若手クリエイターが作るのはどうでしょうか。
これなら、宮崎駿&高畑勲の「志」を、次の世代につなげられるんじゃないかなぁ。
<CM>旧作DVD&CDが10泊11日で1本50円!さらに・・・!楽天レンタル
<CM>