「青エク」劇場版は、ジャンプ系漫画の映画版にあらず。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「青エク」劇場版は、ジャンプ系漫画の映画版にあらず。

日曜日に「青の祓魔師(エクソシスト)劇場版」見に行って来たぜ。

現在月刊ジャンプスクエアで連載中、昨年4月期からの2クール、MBS・TBS系でTVアニメ化され、

コミックスも(先日発売された10巻発売時点で)累計1000万部に到達した、

加藤和恵原作の同名漫画が原作。

魔人(サタン)の落胤、奥村燐が、

弟・奥村雪男との衝突や、人と悪魔のハーフという宿命を背負いながら、

一人前の祓魔師(エクソシスト)になるため戦い続けるダークファンタジー。

今回、劇場版を見てね、作り手の本気がうかがえた作品に仕上がっていたわ。


燐が住む正十字学園町は、11年に1度の祝祭を控えていた。

それに伴う結界の張り替え作業中に、幽霊列車がメトロを暴走。

暴走を食い止めるために、燐、雪男、植物を操る術を持つ守山しえみが立ち向かうが、

ここでも燐と雪男はスタンスの食い違いから衝突を起こしてしまった果てに、

幽霊列車は一部駆除できたものの、幽霊列車が落下した所に・・・


子供の姿をした悪魔が。


燐は幽霊列車とのチェイスによる理由で謹慎となり、

謹慎中、子供の姿をした悪魔の世話を余儀なくする事に。

燐はその悪魔を「うさ麻呂」と名付けたが、

これが、燐や仲間たちを混乱に陥らせる事になろうとは・・・


今回は脚本が「けいおん!」(シリーズ構成&チーフ脚本)の吉田玲子で、

燐のスタンスを強調させた構成が秀逸やったわ。

この映画の背景美術も秀逸。

今回美術監督を担当したのが、「スチームボーイ」「鉄コン筋クリート」の木村真二で、

独特の世界感が、「ジャンプ系漫画の映画版にあらず」感が出ていたわ。

(DLPデジタルシネマプロジェクター方式で上映されたのもあるが)

もしかしたら世界公開を意識したのでは?


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