アニメ「夢パティ」カウントダウン企画①青木定治って誰? | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

アニメ「夢パティ」カウントダウン企画①青木定治って誰?

10月に大阪・ytv発、日テレ系全国ネットでスタートするTVアニメ版「夢色パティシエール」。

で、ここでは4回に渡り、アニメ版「夢パティ」を支える4人の”パティシエ&パティシエール”を大解剖。

第1回は、料理監修の青木定治。


いわゆる文化系、医療系の漫画を描く、その上で映像化する際、

その道のプロフェッショナルの協力なしでは成立しない。

「ブラックジャックによろしく」や、「ゴッドハンド輝」には、リアルさを追求するため、

本物の医師による監修が就いている。

「ハチワンダイバー」では、鈴木大介八段が(漫画&ドラマで)将棋監修を務めている。

ほかに「3月のライオン」や「月下の棋士」といった将棋漫画でも、プロ棋士が監修を務めている。

NHK総合でドラマ化が決定した「とめはねっ!」は、書道監修にカリスマ書道家の武田双雲が担当。


今回、「夢色パティシエール」は、文字通り洋菓子&和菓子を題材にしたアニメという事で、

単なるアニメには終わらせたくないという思いから、それなりにリアルさを追及するということで、

本物のパティシエに依頼、青木定治に白羽の矢が。


1968年7月1日、東京生まれ。

青山「シャンドン」勤務後、1991年、フランスへ単身乗り込んで武者修行。

「シャル・ミエ」「クーデル」といった名店で経験を積んだ後、

1998年、パリ市内に自身のアトリエを開設。(翌年、アトリエ拡張のため移転)

パリ市内のサロン・ド・テ、レストラン、ホテルへの卸、パーティーへのケータリング業務を行い、

パリコレクションでは、KENZO、ヨージ・ヤマモト、シャネル、クリスチャン・ディオールなどのメゾンへ

パーティー用に納品経験あり。

2001年12月にパリ市内で自身のブティック「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」1号店を開店。

翌年にはアトリエ&オフィス機能を集約させた2号店を開店。

日本での展開は、2005年3月、丸の内新国際ビルに1号店を開店。

以降、伊勢丹新宿本店地下1階、東京ミッドタウンにも進出。

妻は元TBSアナウンサーの雨宮塔子。(2002年婚姻)一男一女。


彼の数々の商品は、自身のWebサイトで拝めます。(※PCのみ)

彼が手がけたスイーツの画像を見ていると、いかに独特の感性が冴えていることがよくわかります。

不定期で行われているデモンストレーション方式でのお菓子教室も、毎回満席とのこと。


日本とパリを股に掛ける青木定治の感性がどうアニメに反映されるか。



余談だが、りぼん本誌でのファンコーナー「夢色マジカルエッセンス」で、

料理監修を務めている荻田尚子も、青山「シャンドン」に勤務経験あり。

荻田女史も経験豊かなんですが、一切の妥協を許さないということで、

荻田女史のパイプから、青木氏にオファーが来たのは言うまでもない。


②に続く。