日本語吹き替え版で見ることを薦めよう!
いや~日曜日は降水確率90%にも関わらず、京都へ赴き無謀な強行軍を敢行。
阪急京都線に乗ってやってきたのは京都河原町駅。
そこから北の新京極通を駆け上がった所に、目的地はある。
MOVIX京都。
京都ロキシーと京都松竹座跡地を都市景観条例ギリギリの高さまで再開発した都市型シネコンビル。
ワタクシ、MOVIXブランドは八尾にも行っているが、松竹マルチプレックスシアターズが運営。
今回行ったMOVIX京都は松竹直営。
ここの2番スクリーン(地下2階)で「DRAGONBALL EVOLUTION」(日本語吹き替え版)を見ました。
↑2番スクリーン全景
ここ地下2階の劇場?って思うくらいスペースが広い・・・んですが、
一番近い売店が1階。メッチャ不便。
◆
で、本編に入ると、
言わずと知れた鳥山明の代表作を20世紀フォックスがハリウッド実写映画化。
製作総指揮がシャウ・シンチーということで、内容が・・・
「少林サッカー」的ノリ
やし。
ワタクシ正直、原作の良さを生かしているか、というより・・・
どれだけ原作をぶっ壊しているか
に期待がかかっていましたが・・・
その通りでした。
内容がいかにもアメリカナイズしており、もはや「ドラゴンボール」とは別次元・・・
上映時間90分で7つのドラゴンボールがホイホイ集まるもんか?
悟空がハイスクール通いで、クラスメートがチチ?!
誰がピッコロ大魔王の封印を解いたんだ?
鳥山明の脳内イメージと、20世紀フォックス&チャウ・シンチーの提示したイメージに
かなりの温度差を感じたんだよね。
20世紀フォックスが実写映画化権を勝ち取った理由は、鳥山明の美麗なイラストより、
少年漫画の王道というべき冒険活劇的内容に惚れこんだのではないでしょうか。
(アメリカで「SHONEN JUMP」が創刊されたのも、この背景からか?)
内容で惚れこんだことには許せる範囲内。
こんなん、東宝がカンカンに怒った「GODZILLA」よりマシやん。
ローランド・エメリッヒが「インデペンデンス・デイ」で稼ぎまくったお金を「GODZILLA」につぎ込み、
日本のゴジラファンを失望させ、大損益を起こしたのは言うまでもない。
で、日本語吹き替え版は別モノの「ドラゴンボール」を公開するには最適だった。
まず、ティーンエイジャーと化した悟空が山口勝平やろ。
ブルマが平野綾で、チチが小清水亜美。
ブッ飛んだのが、
悟空のじっちゃん・悟飯に石丸博也。
ジャッキー・チェンのイメージしかない石丸博也がだよ?!
じっちゃん役なんて、想像もつかんかった。
ま、タレントやお笑い芸人使うよりマシやし、
字幕版だったら、今書いている文章とは、(悪い方向へ)違った内容になっていただろうな。
今からでも遅くはない。
日本語吹替版で見ることを薦めよう!
これが嫌なら、「プリキュアオールスターズDX」をオカズにオナニーしてみては?
上映していたスクリーンの入口のごみ箱にティッシュとかTENGA(共に使用済み)が入っていたわ。
お前らなら、そっちの方がお似合いやわ!!
(特に公開前、Yahoo!映画のユーザーレビューで駄作とこき下ろした連中!お前の事だよ!)