2009年Jリーグ分析・J2編① | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

2009年Jリーグ分析・J2編①

次はJ2編。

◆コンサドーレ札幌(北海道・札幌市)

監督>石崎信弘(新任)

第2のエレベータークラブと化した札幌。

その立て直しを託されたのは、J2に降格していた柏の再生を成功させた石崎監督。

札幌は慢性的な経営難にあえいでおり、限られた戦力を掌握し、強化させてきた石崎監督の手腕に
期待がかかる。

期待したいのは、我那覇和樹に続く、2代目”島人ストライカー”候補の上原慎也。

沖縄大から札幌へ環境への対応が急がれるが。


◆ベガルタ仙台(宮城県・仙台市)

監督>手倉森誠(2年目)

昨シーズンは磐田とのJ1・J2入れ替え戦に挑んだものの、磐田MF松浦にコテンパンにやられた仙台。

その悔しさをバネに、コーチ時代からチームを見続けてきた手倉森監督の手腕に期待。

G大阪への移籍の噂も上がっていたMFリャン・リョンギをはじめ、大半のメンバーも残留。

注目すべしは、柏ユースから新入団したDF島川俊郎。

SBとボランチをこなし、守備に更なるオプションが加わるのは嬉しい。


◆水戸ホーリーホック(茨城県・水戸市)

監督>木山隆之(2年目)

監督1年目の昨シーズンは、順位1ケタを掲げていたものの11位に終わり、

2年目こそ若手中心のスタイルを保持しつつ更なる上を狙う。

注目はFW満生充。

昨年のサテライトリーグvsF東京戦でハットトリックを挙げ、新たな得点源として期待がかかる。


◆栃木SC

監督>松田浩(新任)

プロレスラー・川田利明や、M-1ファイナリストU字工事の活躍で注目されつつある栃木から

Jクラブが誕生。

選手はJ経験者で前のクラブを戦力外になった選手が多く、

新興クラブに見られる負け組からの逆襲の典型的なパターン。

名古屋から移籍した地元出身のMF米山篤志や、

古巣復帰となったFW若林学の活躍にも注目してもらいたい。


◆ザスパ草津

監督>佐野達(新任※コーチから昇格)

チームを支えた植木前監督の後を受け、植木イズムを知る佐野コーチが監督に昇格。

東京ヴェルディ出身のMF広山望、玉乃淳に加え、

昨年末の高校サッカー選手権で前橋育英高をベスト4に導いた地元出身のMF佐藤穣が加入。

彼には草津のバンディエラを目指してもらいたいね!


◆東京ヴェルディ

監督>高木琢也(新任)

シーズン途中でのFWフッキのポルトガル移籍、ベテラン選手の理由なき大量解雇、

フロントと柱谷哲二前監督&ラモス瑠偉常務との軋轢、クラブ身売り騒動とネガティブな話題が続き、

1年でJ2にUターンしてしまった、墜ちた名門。

財政難に喘いでいた横浜FCをJ1に導いた高木琢也を監督に迎え、

比較的若い布陣で巻き返しを図る。

前身の読売クラブから創設40周年を迎える今年、

ゼロからの出直しで、読売クラブからの継承ではない、読売クラブからの歴史・伝統に頼らない

東京ヴェルディ独自のカラーをさらに深めよ!


続く!