彼女持ちの彼の嘘。 | 海岸沿いゲイ留学記 その後

彼女持ちの彼の嘘。

7月の終わりのこと。

時刻は深夜0時。
ぼくは、次の日の、英語のプレゼンの準備をしていました。

そこへ1通のメール。


前に2回会った彼女持ちの彼からでした。

彼の記事はこちら→ 1回目  2回目





前回と同様に、

「銀座で飲んでたんだけど、これから来れる?」 という内容。


呼ばれたら行くっきゃない!

アンデスは忠実なバター犬だから。


自転車を飛ばして銀座へ。


雨も降ってきてたけど気にしない!


そこへ彼からメール。

「もう築地のほうまで歩いてきちゃった。
この前の公園で待ち合わせようか」


この前の公園…


それは、エッチした場所。



ということは、エッチだけして帰りたいという事…!?


そうか、どうせぼくはただのセフレだもんね。


と、心の中でつぶやきつつ、公園に到着。


彼も5分遅れで着いた。


会社帰りだというのに、Tシャツに短パンというラフな格好。




公園のトイレに入り、


彼の処理道具になる。




彼が果てると、

ぼくは、トイレなんて落ち着かないので、「いいです」と断る。



さ、帰るかと思ったそのとき、


彼が、

「まだ、お寿司屋さんとかやってるのかな?」

と言って、近くにあった有名なチェーン店ヘ向かう。


え、帰るつもりじゃないの!?

とアンデスはびっくり。


彼に連れて行かれるがままにお寿司屋へ入る。


といっても、彼は会社の人と飲んできたからお腹はすいてない。


「お腹すいてる? お寿司たのんでいいよ」

と、彼は言うが


お寿司たのんだら、100%彼が払ってくれる事になるとわかっていたので

「あんま、お腹すいてないかな。 飲み物だけでいいよ」

と遠慮しておきました。


ほんとは、お寿司めっちゃ食べたかった… うぅ…(泣)


でも、やっぱ悪い気がするので我慢!(笑)





彼と少し話していると

いつもの彼の口癖が出てくる。


「お前、安売りするなよ」

と(笑)。


彼は、ぼくが他の男に抱かれているのが、気に食わないらしい。

そうだとしても、ぼくは彼のことは十分に好きだし、大切に思ってる。

連絡があれば必ず会うし、他の人と会ってる事も言っているから、彼を騙しているわけじゃない。

なにより、彼のほうが、彼女持ちなんだし、お互い様なんじゃないかな(^^;




「もっと自分を大事にしろ」

「いい男なんだから、誰か1人を愛せ」


そこまで言われてもしまう始末…

しかも、彼は暗に女の子と結婚しろと言ってるようでもある(汗



そこで、ぼくが彼女の事を切り出した。



すると、



彼の口から衝撃の発言。











「俺、結婚してるんだ」










「子供も2人いる」










そう、彼は嘘をついていたのでした。








だけど、それを聞いたぼくの反応は



安心。



でした。



なぜって、彼は7年間付き合っていて同棲もしてる彼女がいると言っていた。

それって、彼女かわいそうじゃない!? と思っていました。

だって、7年間も一緒に居て結婚してくれない男ってどうよ。

ゲイの世界なら関係ないし、ぼくも気にしないけど、

女の子なら絶対気にするはずだし、30代にに近づけばなおさら。


だから、それを聞いてほっと一安心。

ちゃんと結婚してあげてたのね♪



「結婚は彼女にせまられたんだよ。
周りから固められてさ」

と彼は漏らしたけれど。





彼は

「もう会って3回目になるし、
信頼できそうだから言った。

君に嫌われたらそれでもいいと思ったんだ。」



嫌いにはならないけど、

面倒だなとは思うよね(汗



ってか、お寿司注文しなくて良かった(笑)

ぼくに使うお金があるなら、

子供と奥さんのために使ってください。


そんな事を思いながら

彼のタクシーを見送ったアンデスでした。






次回 「海岸沿いの恋心、日本へ持ち越し!?」 へ続く