ウクライナ情勢を無理やり予測【ドイツが転ぶ?】 | ロバ耳ブログ 

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やっぱり21世紀は違いますね。勢いで全面戦争に持って行くのは大変難しいはず。

つい先日も、韓国と北朝鮮が互いにロケット弾を打ち合う事件がありましたが、どちらの軍もやる気はない様子です。
ウクライナの暫定政権も、勢いで強気なことを言ってます。例えば占領した施設に軍が踏み込むぞ、とか。しかし肝心の軍が、やる気がないのではないでしょうか…。

ウクライナ兵からすれば、何であいつらの命令に従わないとダメなの?てな感じになっているかもしれませんね。
言ってみれば、後からバイトで入ってきた奴が、いきなり「自分が任された!」とか言い出して社員たちに指図しているような話で、時間とともに動揺は広がっているような気がします。

もし無理やり踏み込んだとしても、ウクライナ兵が主力で動かなければ、どこから来たのか誰も知らない傭兵部隊が、自国民でもあるロシア人に銃を向ける構図になります。

これではシリアで起きている事と、まったく同じ構図になりますね。


しかしウクライナは人口4千万人を超える大きな国なので、シリアの何倍も目立つ事になる。とりわけ大きな影響を受けるヨーロッパでは、傍観しているどころの話ではなくなります。

ウクライナ内戦ともなれば、ロシア軍が介入するにしても、対抗する国連軍が動きようがありません。だって安保理決議でロシアは合意するはずがないから。

だとすればNATO軍が主力でウクライナ暫定政権を支援?

ロシアはガスを速攻停止しますよ。

長引けば寒い冬の暖房が出来ないヨーロッパは、ロシア軍を倒す以外に選択肢がなくなります。そこまでの労を払う事は無理です。
となれば、ウクライナ暫定政権は誰からも支援が無くなる可能性が高い。革命の仮面をかぶった侵略者は逮捕ですね。

裏で指揮していたウォール街は投資が頓挫して大ダメージですね。そろそろ督促状を出されて、切れたアメリカ人から差し押さえ。

一方エネルギー的に苦しいドイツは、ロシアに歩みよる可能性もあります。技術力とエネルギー供給で利害は一致しますからね。イタリアも入るかな?

こうなると、今のこの構図がはっきりとしてきますよ。

かつての植民地主義の米英仏が、金融支配に化けた勢力VS技術立国で来た日独伊+ロシアのエネルギー。

日本も金融支配で食って行こうと、間違った方向に走ってますがね。
かつての植民地主義が、金融支配に化けただけの話なんですよ。基本は何も変わってない。