イシハラ都政の本質!!!


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築地移転先の土壌、無害化可能 都が処理実験報告


http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072201000758.html

 東京都の築地市場移転予定地になっている豊洲地区(江東区)の土壌汚染問題で、都は22日、現地で実施していた汚染処理実験の結果を専門家でつくる技術会議に報告した。加熱や洗浄など4種類の実験で、ベンゼンなど有害物質を含む土壌の無害化(浄化)が可能であることを強調した内容となっている。

 都は2008年5月、豊洲地区の土壌の一部から最大で環境基準の4万3千倍のベンゼンが検出されたと公表した。

 実験の途中段階でも「無害化ができる」との中間報告をまとめたが、都がサンプルにした土壌の汚染濃度(初期値)が基準の2・7倍しかなかったことが今月になって分かった。

 都は「採取方法が違い、高濃度の汚染土壌が局所的に存在するため」と説明。基準の20万倍のベンゼンで汚染された土壌を人工的につくり、今回の実験で浄化できたとしている。

2010/07/22 19:35 【共同通信】


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20万倍のなんちゃって土壌で汚染処理できた(どういう条件??)から43000倍のベンゼンも大丈夫と言いたいらしいです。


これは移転問題ではなくて、科学か黒魔術かの違いと言いたくなります。

詳しくはまた書きたいと思います。


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21:40追記です。


もうひとつの御用報道が。


時事通信

土壌汚染の浄化実験、全地点で無害化=築地移転先の豊洲地区で-東京都
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010072200965


 東京都は22日、築地市場(中央区)の移転先としている豊洲新市場予定地(江東区)で実施した土壌汚染処理実験の報告書をまとめた。18地点で実施した浄化対策実験を通じて、ベンゼンやシアン、ヒ素などの有害物質を全地点で無害化することができたという。都は「浄化対策技術の有効性を実証できた」としている。
 予定地では2008年5月、環境基準の約4万3000倍に及ぶベンゼンが見つかった。都はこのため今年1月から今月上旬までの間、約40ヘクタールの敷地のうち、特に汚染のひどかった18地点を対象に、洗浄や加熱、微生物処理といった6種類の技術を使って浄化対策実験を実施。都によるとその結果、すべての地点で土壌や地下水の汚染レベルを環境基準以下に減らすことができた。(2010/07/22-20:56)


「全地点」とありますが、氷山の一角よりも少ない一角から東京都の都合の良いところだけを選りすぐったデータをイシハラ都政は「全部」と言っているのであって、移転候補地の土壌と地下水の浄化のことを指すわけでないから、これは「誤報」あるいは「虚報」と指摘してもいいかもしれません。


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