築地市場移転反対の追加提訴記者会見・同日にイシハラ都知事はタモガミ氏を「いいとも」で招く

昨日の13時から行われた、築地市場移反対の記者会見の報道をお知らせします。

（一つ前のエントリーにあるように、裁判について今日勉強会があります）

移転をあくまでも強行しようとするイシハラ都政が、説明責任を果たさない（さらにはあえて証拠を棄てる）ことへの損害賠償を加えています。

記者会見では、これまで「市場を考える会」の山崎代表ががんばっていらっしゃるのをを見て参加の決意をした、とする仲卸の方のご発言などもあり、協力が広がっています。

損害賠償も求め１９６人追加提訴　築地問題、原告２１０人に

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120201000703.html

　東京・築地市場の業者らでつくる移転反対団体のメンバーが、都に移転予定先の土壌サンプルを廃棄しないよう求めた訴訟で、新たに１９６人が２日、「土壌の安全説明が不十分で、精神的被害を受けた」として１人当たり１０万円の損害賠償請求も加え東京地裁に提訴した。

　８月に提訴した１４人と合わせ、原告は２１０人となった。この１４人も損害賠償請求を追加した。

　原告側は、都が２００７～０８年に移転予定地の豊洲地区で採取した７２５カ所の土壌サンプルを廃棄しないよう求め「安全かどうか科学的な検証ができなくなる」と主張している。

　都側は１０月の口頭弁論で、４カ所分については「既に廃棄した」としている。

　追加提訴に加わった仲卸業者の男性（７１）は「われわれは都民の台所を預かっていると自負している。汚染された移転予定地には絶対に行かないつもりだ」と話した。
2009/12/02 18:20 【共同通信】

来週の水曜、12月9日が第2回口頭弁論です。

より多くの消費者方々の傍聴をお願たします！メディアの方々もぜひ取材にお集まりください。

http://www.news-pj.net/npj/2009/coresample-20091006.html

豊洲コアサンプル廃棄（汚染証拠隠滅）差止請求訴訟

事件名：豊洲コアサンプル廃棄（汚染証拠隠滅）差止請求訴訟
事件の内容：東京都に対し、築地市場仲卸業者と市場利用住民が移転
　　　　　　　　先とされる豊洲のボーリングコアサンプルの廃棄を差し止
　　　　　　　　めることを請求

係属機関：東京地方裁判所民事第35部合議B１係

事件番号：平成２１年（ワ）第２８３５７号

次回期日：2009年12月９日（水）　午前10時～
　　　　　　東京地方裁判所民事415号法廷　第２回口頭弁論期日。
　　　　　　傍聴希望の方は直接法廷にいらしてください。取材、応援等
　　　　　　大歓迎です。
次回期日の予定：隠滅されようとしている移転先とされる豊洲の汚染状
　　　　　　　　　　　況を証明する証拠（ボーリングコアサンプル廃棄差し
　　　　　　　　　　　止めの請求理由を原告側から主張する予定）。
　　　　　　　　　　　期日終了後、原告団報告集会を弁護士会館５階会
　　　　　　　　　　　議室にて開催します。築地市場を愛している皆様、
　　　　　　　　　　　記者、ジャーナリストの皆様も是非ご参加ください。
紹介者：梓澤和幸弁護士
連絡先：東京千代田法律事務所　TEL 03-3255-8877
　　　　　（担当：弁護士　出口　裕規、弁護士　大城　聡）
　　　　　市場を考える会ホームページ
http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/