都議選での自民党惨敗（特に1人区に注目）を喜び、主権者としてさらに気持ちを引き締めます

都議選の結果が徐々に明らかになり、地元で応援していた方が当選し、わたしも選挙事務所に出かけてきました。

また、隣の選挙区で苦戦かもと言われていた候補の当選という本当に嬉しいお知らせもあり、そちらにも顔を出させていただきました。

自民が大きく議席を減らし、公明は維持です。ひとつ前のオリンピック招致批判のエントリーでも書いていますが、これから「規定路線」の物事を変えていくための大きくまた新たな試練は、もちろん都議の方々だけでなく、有権者が担うべきことでもあるわけです。

気持ちを引き締め、心して臨みたいと思います。

６．２７東京大行進II

土壌汚染地につくるなんて、消費者を馬鹿にしてる。

Save Our Sushi !

弾圧反対。（選挙を口実に？宣伝カーに警察の脅し）

オリンピック、来ないですよ！王様は裸ですよ！

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出先でワンセグを見ていたところ、イシハラのぶてる議員の「都議会議員選挙であるはずが、国政が影響した」というようなことを、理不尽そうな顔で語っていたようです。

一方、これを受けて、都知事の記者会見は、自らの審判を問われたことを棚に上げて、アソー政権のていたらくに対する恨みつらみになるのでしょうか？

少なくとも、ホソダ幹事長の人相はますます怪しくなっていくことでしょう。

アソーおろしという劇場政治の合間に、火事場泥棒を許すことにも警戒します。

そして、この状況↓です。

「知事は、大きな制約を受ける」とあるのですが、当然こうした制約を与えるコントロールするのが主権者の民意であり、その状況の整理をするのが議会であるはずで、これをなるべき形にしたい、いえ、しなくてはならないということです。

時事ドットコム

石原知事、苦境に＝新銀行、築地市場で民主主導へ－都議会

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071200242

　都議会野党の民主党が第１党を奪う勢いを示し、自民、公明両与党で過半数を割り込む可能性が強くなっている東京都議選。自公体制下で強いリーダーシップを発揮してきた石原慎太郎知事は苦境に立たされそうだ。知事自身が最後の任期とする３期目の残り１年９カ月間で、野党はさまざまな問題で攻勢を掛けるのは必至だ。

　躍進の民主が選挙で強く主張したのが、土壌汚染が深刻な豊洲地区への築地市場移転計画の見直しと経営再建中の新銀行東京からの撤退。市場移転は、５８６億円に及ぶ土壌処理費や、土地取得契約、建設費などの議会での可決が微妙になった。都側は「丁寧に説明し、理解を得たい」（幹部）と話すが、計画練り直しの可能性もある。

　知事主導で設立、巨額の損失を出した新銀行東京は、現段階で執行部が議会に諮る追加支援などの案件はない。しかし、野党主導で、関係者の参考人招致を行うなど、知事の責任追及の再燃も予想される。

　都議会は議長、議会運営委員長、予算特別委員長を最大会派が出すのが慣例。民主がこれらを握れば、築地市場や新銀行東京以外の案件でも、知事は、大きな制約を受けることになる。

　知事が心血を注ぐ２０１６年夏季五輪招致で、１０月に東京が落選した場合、知事の進退問題の浮上も含め、都政は一気に緊迫しそうだ。（2009/07/12-22:28）

小選挙区制としての衆議院選挙を占ううえで、1人区の動きを確認しておきたいと思います。

築地市場のある中央区も1人区で、岡田まりこさんが当選したことを一つ前に書きました。

改選前は、7つの1人区のうち5区を自民党が制し、少なからぬ区が「ベテラン議員の一人勝ち」状態だったものが、今回の選挙によってなんと自民の議席確保は1区だけになっています。

また、もともとが保守的な土壌の都心千代田区でベテランを破ったのは26歳の新人の栗下善行さんです。

このことに対する自民党の衝撃は、計り知れ倍ほど大きなもの、悪夢といったものだったに違いありません。

中国新聞
民主、保守の牙城揺るがす　自民ベテラン候補も苦戦 '09/7/12

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200907120276.html

　民主党への追い風が、保守の牙城を揺るがした。12日投開票の都議選。解散を控えた地元選出の衆院議員も二人三脚で奔走。転出入の激しい東京だけに自民党のベテラン候補は新人のように知名度アップに懸命となった。

　皇居や官庁街がある千代田区（１人区）は、自民党が発足した１９５５年以来、議席を確保してきた。

　「政治の勉強もしていない素人を公認する民主は政治をなめている」。７期目を目指す自民重鎮の内田茂うちだ・しげる候補（70）は街頭で声をからした。

　「組織では圧倒するが、相手は票が読めない怖さがある」と地元選出の与謝野馨財務相の秘書。秘書１人が陣営に入り、与謝野支持者の名簿を使い電話作戦を展開、後援会も支援に回った。

　築地市場や銀座を抱える中央区（１人区）も55年以降、自民が議席を維持。現職で最も長い８期目を狙う自民立石晴康たていし・はるやす候補（67）は、異例の選挙運動を展開した。

　地元選出の深谷隆司衆院議員の秘書は「春から毎日のように国政報告会に出席、後援会に浸透させてきた」と明かす。秘書２人が専従で選対に入り、区長も連日、支持を訴えた。

　区民の４割は前回都議選後に転入してきた新住民。知名度アップのため朝は駅に立ち、マンションに向かって熱弁を振るう「壁打ち」を重ねてきた。

　自公の現職が２議席を独占していた荒川区。民主新人が割って入る情勢となり、与党同士の協力関係は崩れ、水面下で支持者争奪戦は過熱した。

　「公明が、こちらの支援者をかなり回っている。これまでにない」と自民崎山知尚さきやま・ちしょう候補（43）の陣営幹部。対する公明は最重点区と位置付け総力戦を展開、太田昭宏代表も繰り返し街頭に立った。公明候補の陣営幹部は「なりふり構っていられない感じ」と話した。

日経
都議選１人区、自民の１勝６敗に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090712AT1G1201X12072009.html

　12日投開票された東京都議選で、42選挙区のうち７つある定数１の「１人区」は、自民党の獲得は島部の１選挙区だけだった。残る６区はすべて民主党が公認・推薦した候補が当選。４年前の前回選挙では、自民党が計５区を制した。 (23:05)

産経MSN
【都議選】１人区で、民主が“６勝１敗”
2009.7.12 22:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090712/stt0907122210012-n1.htm

　任期満了に伴う東京都議会議員選挙（定数１２７）が１２日投開票され、民主党が、千代田区、中央区、武蔵野市、小金井市、青梅市のいずれも１人区を相次いで制し、議席を獲得した。また、昭島市でも、無所属の民主推薦の新人が、自民の新人を破り初当選したため、一人区は、民主の“６勝１敗”となった。

　千代田区と中央区、青梅市は約半世紀に渡って自民が議席を守っており、民主が「自民の牙城」の一角を崩した形だ。