【発見した怪しいデータも添付】築地理事長選は月曜に再選挙・2月6日市場を考える会も記者会見

築地仲卸の組合（東卸）理事長選が15対15で決まらなかったと書きましたが、理事によってまた月曜（2月9日ですね）に再選挙があるようです。

・・・半数同士で再選挙とは？？

既存の体制を維持させたい（移転が容易でなくなるだけでなく、他にまずいとする後ろ暗い理由があるかもしれませんね）お東京都様からの、「ある種の」盛大な介入がなされてしまうのではないでしょうか？

とても心配です！

選挙期間が延びるわけです。監視団が（本気で）必要かもしれません。

当日のみならず、明日以降の恫喝や圧力や買収を防ぐためでもあります。

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前のエントリーと順序が逆になりますが、6日の記者会見（ロボット技術会議について、一般人には非公開で報告！）だけでなく、19時15分から都庁第1庁舎6階で、この不当な移転に反対する「市場を考える会」の記者会見もあります。

そちらは当然非公開ということはありませんから是非皆様、足をお運びください。

特にメディア関係者の方々、活字離れ、TV離れの昨今、行政からの一方的な情報だけで記事を書いていて、読者の支持が得られるでしょうか？

ぜひともよろしくお願いします。

わたしは出向くことがたぶんできませんが、応援の意味をこめて、情報公開からみつけた「超」怪しいデータをアップしておきます。

これが、市民がカンパで情報公開した、豊洲関連の技術データの一部から、地質を表すボーリング柱状図の一部です。

クリックで拡大。

典型的な柱状図パターンに見えますが、地耐力のデータが抜けています。

というだけでも、「？」なのですが、この図などには、コピーを入手した時点から、こちらでは書いていない手書きデータが入っています。

たとえば上の図で言うとこんな感じです。

この中の手書き文字は、受領した市民側が書いたのでなく、最初から東京都が記載していたものです。

分かりにくいですが、Hs←Ycと書いてあるところなど、大大問題です！

Hsは砂質の埋土を、Ycはシルト（砂と土の間の粒径、東京都が粘性土としているところ）の有楽町層（Y）を現します。

上の有楽町層の下に砂質があっては（東京都のシナリオに比べ）まずいから、あれは埋土（持ってきた砂）だ、と書き換えようと試みていますね。

右側まで見た図は上の拡大でも読み取れますが、こちらにも挙げておきます。

すでに右端に地層を認定していますが、それは豊洲に地上げ移転をする計画前の公共事業で作成したものです。

（クリックで拡大します。注意喚起のために赤い線を引きました）

一端規定された地層を左側で書き換え検討をしているのは、なんとかして都合の良い粘土の層を設けたいというディスカッションをした痕跡ではないでしょうか？

市民側で読み合わせてもこんな状況です。

これは実態のごく一部、氷山の一角ですが、どう弁明するのでしょう？

これまでの苦しい言い訳から想定すると、きっと「技術の進化によって新たな解釈がなされた」、というものになるのでしょう。それがどんな自己矛盾をはらんでいるのかにも気づかないのか何なのか、その能力のなさからは、日本最大級の汚染地域を扱う資格などないことがわかります。

この土地はあえて言えば、本当に「石棺」として封印するしかないでしょう。

なのに、ロボット技術会議発表をしている場合でしょうか？？？

今日の都知事会見がどんなお話になるのでしょう。またうるせえと言ってキレておしまいですか。

（あるいはこんな脳内イメージ↓）

それはね、あれだけの不手際があってなんだかマスコミにも大げさに書かれて、都民の皆さんの不信感だっていくばくかはあったんだろうから、もちろんなんら計画から逸脱しない速やかなる移転に支障はないことは十分あらゆるエビデンスから分かってはいてもね、僕も展開は固唾を呑んで見守っていましたよ。でね、発がん性物質だのなんだのってまあ誇張されたんだけど、そんな処理は簡単だとどっかの技術屋がいくら言葉を費やしても、オーソリティがどう結論を出すか、つまり、僕だって環境に関しちゃ地方行政だけじゃなくて、国政に少なからぬ影響を与えてきた身ですからな、そういった確証が得られるまでは100パーセントは安心できなかった。けれど、あの技術会議の工法はわが国の技術の目覚しい進化の賜物ですな。これでオリンピック開催に向けての最大の目の上のたんこぶと言っちゃなんだが、もやもやとした根拠なき国民の不安も完全に払拭されたわけです。

とでもおっしゃるのでしょうか（あくまで脳内イメージ）。

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築地の官製地上げの登場人物（構造カイカク派、GSやオリックスなどの「企業」）の構図をまとめている以下の参考資料を貼り付けます。