「京都岡崎 美先」 で 鱧を食す。
つい先日 主人と一緒に新宿のバルト9で映画を観たのですが
帰宅後に晩ごはんを作るのが面倒になっちゃって
夜景の見えるところでゆっくり食事を堪能しようということになり
新宿タカシマヤタイムズスクエアにある
京料理の本格和食料理店 『京都岡崎・美先 新宿店』
でお食事をしました。
店内はテーブル席とカウンター席があるのですが
わたしたちは テーブル席を選択しました。
着席後 窓から見える夜景はとっても幻想的。
一品一品の注文はちょっと面倒だったので
今回は 夜のおごっ惣コース を注文してみました。
先付けは おばんざい4種の一献。
蚕豆豆腐 鰹のたたき おろしポン酢
鶏そぼろの卵焼き・枝豆・ごぼうの八幡巻き 青梗菜と小海老の煮浸し
これぞ夏野菜NO.1
。
一つ一つの味付けは薄いお出汁が多く
素材本来の味が最大限に生かされています。
主菜は
●はもの照焼き
●蒸し鶏と彩り夏野菜の冷製炊き合せ
●はもと夏野菜の天麩羅
●加茂茄子の田楽 海老と万願寺唐辛子を添えて
●かんぱち 西京焼き
●
●蒸し鶏と彩り夏野菜の冷製炊き合せ
●はもと夏野菜の天麩羅
●加茂茄子の田楽 海老と万願寺唐辛子を添えて
●かんぱち 西京焼き
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以上の六品から選択が可能です。
私は フォアグラの和風ソテー 山椒の香り をチョイス。
フォアグラの和風ソースに付いていた
ベビーコーンとパプリカの組み合わせは
生でも美味しく食べられる夏野菜
でとっても大好きです。
フォアグラは
みりんとおしょうゆでソテーをした香ばしさに加え
粉山椒のピリっとしたスパイスが
口の中に広がったフォアグラの濃厚な味を
一瞬に清涼なものに変えてくれます。
焼いてある部分は
カリっとまではいかないおこげ加減。
口に入れた瞬間
フォアグラがとろ~っと溶け出す食感は
いままで味わったことの無いものでした。
主人は 今が旬の 鱧 を食べたいということで
はもの照焼き を チョイスしていました。
鱧は湯引きを食べたことがあるけど
照り焼きは初めて。
はもは小骨の食感を全く感じさせないくらい
骨きりの処理がされていて
うなぎよりもとっても丁寧に手が加わっているのを
口に入れたときに感じることができました。
ごはんはうれしい事にお櫃で出てきました。
桑原健太郎さんという方が特別に栽培している
新潟県魚沼産のこしひかりだそう。
ごはんのお供は
京野菜の白瓜と蕪のお漬物と佃煮。
汁椀は関西らしくかつおだしが効いた赤味噌仕立て。
水菓子は梅酒のジュレ。
京都の夏もとっても暑いけど
旬の京野菜や
その時に採れる旬の食材ををふんだんに使用したおごっ惣を食べて
スタミナを付けたり
身体を涼しくしたりする生活の知恵みたいなのがきっとあると思うのです。
わたしも主人もとってもお気に入りのお店になりました。
今度は秋のおごっ惣を食べに行こうかと思っています。
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2