ボルドール、参戦記その3です。
次の日の朝を迎えました。
昨日の転倒から、車両をしっかり修復しました。
ナイトセッションで確認済みです。
Tカーで予選2回目に備えます
タイヤの使用本数の制限があるので、ここは皆中古タイヤです。
教介はマイクが走ったタイヤでそのまま走ることにしました。
転倒でタイヤが使い物にならなくなってしまったので。
愛乃助も、今回はフルで走らせるつもりです。
まずほっし~から
思ったよりタイムが伸びません
周りのチームも同じ状況な感じです。
路面温度なのか、なんかパリッとしません。
マイクの予選も同じ
チームの雰囲気が昨日の大転倒で、少し控えめになっていたかもしれません。
もう壊せない
そう思っていたのかもしれません。
教介も淡々と走ります。
愛乃助も頑張って走っています。
他の3名に何もなければ、彼の走行はここまでです。
しかし、第4ライダーがいる事で他のライダーが思い切り攻めれる事も事実です。
本当にお疲れ様でした。
無事に予選2回目を終えました。
2回目の予選でタイムアップしたチームはあまりなく、コンディションが良くなかったのだろうと思っています。
決勝に向けていろいろ考えました。
何か、気持ちよくない予選だったなぁ~って思いました
転倒が流れを変えてしまう事が大きいのかもしれません。
確かに用意したパーツも決勝を前に消費してしまいました。
ここは、スぺアパーツのお話
24時間のレースは、「何かある」前提で用意してます。
転倒、トラブル、アクシデント
何も起きないチームは一握りです。
何も起きなければ、起こさなければ。
上位へ行く可能性はあると言う事です。
ウチであれば、ステップやハンドルの予備は6台分。
タンクは諸々の事情で3個でした。
しかし、1個は使えなくなってしまいました。
ホイール7セット。でしたが、転倒で6セットになってしまいました。
十分な量に思えますが、結構少ないかもしれません。
ホイールは本来、2セットはレインタイヤを組んでおきたいのです。
組み替える時間や、ウォーマーの時間を考えると、1セット目を使っている最中に1時間で準備するのはなかなか大変なのです。
ドライ4セットで回すのもまあまあ大変です。
ヨーロッパに拠点を持たないチームがレースをする難しさです。
レインタイヤは1セットのみ組んだ状態にしておくことにします。
そんなこんなで、日中整備します。決勝に向けて
もう決勝まで走行は無いのです。
照明も取り付けました。
枠はLRPさんの物をお借りしました
TONEライトです!(^^)!
整備中にいきないFIMのテクニカルディレクター他、数名がピットに来ました
何事かと思ったら
「キャリパー見せて」
「ブレーキパット見せて」
「キャリパーピストン見せて」
「アクスルシャフト見せて」
などなど。
SSTクラスにエントリーする私たちの所に、違反箇所が無いかのチェックでした。
さすがだと思いました。
他のチームも全て見て回っています。
チェックリストがありました。
もちろんウチはオールOK
ってな感じで、整備を大体終えて、夕方ピットウォークです。
昨年はステッカーしか持って行ってなく、あまり配るものがありませんでした。
人が凄いから
今年は、日本っぽい物って事で
団扇
持っていきました
ハンドキャリーで(笑)
500枚
ライダーはサインしてファンの人たちに渡します
かなり好評で、使い方も教えながら
最後の1枚は、この子に
かわいい!(^^)!
癒されました
って事で夜も更けていき
明日はいよいよ決勝
土曜日15時スタートです。
次は決勝編
お楽しみに!